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2006年5月24日 14:20

SOA に力を入れる IBM、新製品を発表

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
IBM は23日、サービス指向アーキテクチャ (SOA) のセキュリティや性能を強化するアプライアンス3製品を発表した。

3製品は、『WebSphere DataPower Integration Appliance XI50』『IBM WebSphere DataPower XML Accelerator XA35』『IBM WebSphere DataPower XML Security Gateway XS40』で、いずれも『IBM WebSphere DataPower SOA Appliance』製品ファミリを構成する。

これら3製品は、高い利益の見込める XML メッセージ処理分野への参入をねらって同社が昨年10月に買収した DataPower の製品を IBM 仕様にしたものだ。IBM は、自社のソフトウェア技術およびハードウェア技術を、いくつも3製品につぎ込んでいる。

こうした製品は、アプリケーション間のやりとりや XML 伝送を安全かつ円滑に実行するために必要になっている。なぜなら、企業が販売処理や注文処理について、Web サービスへの依存度を高めているからだ。

例えば、RFID 技術やワイヤレス機器を使って、Web トランザクションを処理する企業が増えている。

だが、クラッキングや ID 窃盗およびウイルスなど、セキュリティ上の脅威が増大しているため、RFID 技術やワイヤレス機器を使う場合、さまざまなソースから来るデータの正当性を確かめて、管理および確認しなければならない。

IBM の SOA アプライアンス担当副社長兼ゼネラルマネージャ Jim Ricotta 氏は、今回発表した3製品について、Web サービスの向上および SOA のセキュリティと配信を強化するのに役立つものだ、と述べた。なお IBM は、Web サービス向上および SOA 強化に関連する市場が10億ドル規模になると見ている。

今回 IBM が発表した3製品の1つ『IBM WebSphere DataPower XML Security Gateway XS40』は、XML スクリプトおよび『WS-Security』(Web Services Security) 規格を検証し、暗号化と署名および認証することによって、安全な Web サービスを可能にするセキュリティゲートウェイだ。

『XS40』には、ファイヤーウォール機能もあるため、サービス不能化攻撃の阻止に役立つ。そして、ポリシーに基づいたアクセス管理が可能なため、特定の情報については適切な権限を持つ人だけにしかアクセスを許さないよう制限することもできる。

XS40 は、『IBM Tivoli』ブランドのセキュリティソフトウェアおよび法令遵守管理ソフトウェアと組み合わせると、IT 管理費の削減と法令遵守の両方に威力を発揮する。

3製品の残り2つ、WebSphere DataPower Integration Appliance XI50 はアプリケーションを統合する製品、IBM WebSphere DataPower XML Accelerator XA35 はアプリケーション性能を強化する製品だ。

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