Webビジネス 2006年5月24日 14:20

オープンソースのビジネス統合ソフトウェア登場

著者: Sean Michael Kerner  オリジナル版を読む
2006年5月24日 14:20 付の記事
■海外internet.com発の記事

ビジネス統合ソフトウェアの世界は、プロプライエタリ製品ベンダーの独壇場が長く続いてきた。

だが、新興のオープンソース ソフトウェア会社 Jitterbit Inc. によって、そんな状況が少し変わるかもしれない。同社が22日、ビジネス統合ソフトウェア『Jitterbit 1.0』をリリースしたからだ。

Jitterbit 1.0 には、Windows 版と Linux 版がある。同ソフトウェアは、顧客関係管理 (CRM)、統合基幹業務 (ERP)、データウェアハウスなど、さまざまなアプリケーションのデータを統合したり連結したりできる。

それらデータをつなぐプロトコルとしては、XML をはじめ、SOAP、ODBC、HTTP、FTP など、多様なものを利用できる。

Jitterbit 1.0 は、定義ずみ統合ソリューション『Jitterpak』を備える。これは、「ソース」「ターゲット」「文書定義」「データ変換」など統合関連の作業部分を全てカプセル化した XML 文書だ。

つまり、Jitterbit オープンソースコミュニティの誰かがすでに作り上げたソリューション シナリオを再利用できため、統合作業が格段に容易になり、所用時間も大幅に短縮できる。

Jitterbit は、『Jitterbit Public License』契約の下でライセンスされる。同ライセンスは、Web ブラウザ『Firefox』が使っているライセンス『Mozilla Public License』(MPL) から派生したものだ。

Jitterbit は、「Community」と「Professional」という2種類のエディションがある。両者の主な違いは、業務サポートおよびコンサルティングサービスの有無だ。

価格は、Community エディションが無料、Professional エディションが9995ドルとなっている。

Jitterbit Inc. の共同創設者で CEO (最高経営責任者) の Sharam Sasson 氏は、Jitterbit について、顧客にとって要件に合いさえすれば、導入する際の障壁が極めて低い、と強調した。

Sasson 氏は、今年2月に最初のベータ版をリリースして以来、Jitterbit のダウンロード件数が3400件を超えていると言い、次のように述べている。

「1社にソリューションを販売するためにベンダーが半年から1年もの時間を費やしているアプリケーション統合市場において、この数字は非常に驚異的だ」

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