IDC のアナリスト Matt Eastwood 氏は、サーバー売上の減少について、IT 支出パターン転換の前兆で、企業の IT 業務責任者は予算や人員配備を考慮しながら、業務ニーズに合わせて IT ハードウェアの整理統合を行なっていると説明した。
以下、IDC の調査結果に基づく数字を見ていこう。まずメーカー別の売上シェアは、1位の Hewlett-Packard (HP) が28.1%、そして2位の IBM が27.9%と、ほぼ拮抗する形となった。
また Dell が11.1%、Sun Microsystems は10.8%で、3位と4位も僅差だった。ただ両社のサーバー売上は、いずれも前年同期比で増えており、ほぼ横ばいながらも減少した HP や、前年同期比3.6%減の IBM とは一線を画している。
Dell と Sun を比べた場合、サーバー売上の前年同期比伸び率はそれぞれ3.6%増と5.8%増で、Sun の健闘が目立った。IDC のアナリスト Steve Josselyn 氏は、Sun の自社製プロセッサ『UltraSPARC T1』を搭載したマルチコアサーバー『Sun Fire T』シリーズと、AMD 製プロセッサ『Opteron』を搭載した64ビット拡張サーバー『Sun Fire X』シリーズに、「顧客が共鳴し始めた」と指摘している。