Webビジネス2006年5月26日 13:20
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IBM、ストレージ仮想化製品の最新版『SVC 4.1』を発表

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060526/11.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
IBM は25日、ストレージ仮想化製品『IBM System Storage SAN Volume Controller』(SVC) の最新版、バージョン4.1を発表した。新版の強化点は、高速環境対応、遠距離の拠点間データ複製機能、対応ディスクおよびサーバーシステムの拡大だ。

昨今、単一のストレージエリアネットワーク内でリアルタイムにデータ複製を行なう技術が人気だ。調査会社 IDC が3月に発表した調査では、2005年第4四半期のストレージ複製ソフトウェアの売上が、前年同期比21.7%増と分野別で最も大きく成長したことが明らかになっている。

IBM のマーケティングマネージャ Chris Saul 氏は、ハリケーン『カトリーナ』など自然災害の教訓から、企業が何百何千マイルと離れた所に位置するデータセンターから、データを確実に復元する方法を求めざるを得なくなっていると語る。

同氏によると、従来版の SVC 3.1 では、遠隔データ複製機能として同期複製型の『Metro Mirror』という技術を用い、最大100マイル離れた地点間のデータ仮想化に対応していたという。

そして新版の SVC 4.1 は、非同期型の遠隔データ複製機能『Global Mirror』を備えている。Global Mirror は Metro Mirror のコードベースを基に開発したもので、復元を行なう施設間の距離に制約がほとんど無い。SVC 4.1 では配備の柔軟性のため、Global Mirror と Metro Mirror を単一の機能として提供する。また既存の Metro Mirror ユーザーは、追加ライセンス料なしに同機能を利用できる。

SVC 4.1 はさらに、新しい SVC エンジンで Brocade Communications SystemsMcDATA などのベンダーによる業界最速の4Gbps SAN ファブリック環境に対応した。既存の一部ノードモデルは4Gbps 対応にアップグレードできるほか、4Gbps 対応ノードと2Gbps 対応ノードをクラスタ内に混在させることも可能だ。

Saul 氏によると4Gbps にアップグレードすることで、従来の SVC 配備に比べてスループットが20%から30%向上するという。

また、対応ディスクおよびサーバーシステムの数も増え、合計で80種近い環境に対応した。

IBM は SVC 4.1 の提供を6月23日から開始する。価格は、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ最小構成で4万2500ドルの予定だ。

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