![]() ![]() ![]() ![]() RDBMS 市場、法令強化とオープンソースが追い風この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060529/12.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
世界のリレーショナルデータベース管理システム (RDBMS) 市場は2005年、記録保持を義務化する法令の増加および、オープンソース RDBMS ソフトウェアの利用増を受け、前年に比べ堅調な伸びを示したと、調査会社の Gartner および IDC が24日、それぞれ発表した。
Gartner によると、2005年の RDBMS ソフトウェア売上は、前年比8.3%増の138億ドルだったという。 Gartner と異なる方法で売上を算出をしている IDC は、2005年の RDBMS ソフトウェア売上について、前年比9.4%増の146億ドル (速報値) と発表している。 リレーショナルデータベースとは、表として格納した複数のデータ群を任意の情報で連結し、データを抽出できるシステムだ。クエリ言語として『SQL』を備えたものが多い。 データ量の急増、およびデータの正確な保存を義務づける記録保持関連法令の増加を受け、企業はファイルの保存と迅速な取り出しを容易にする技術製品への投資を積極的に進めている。 そうした動きの1例として、IDC のアナリスト Carl Olofson 氏が挙げるのは、データベースシステムを更新する企業の増加だ。情報管理および記録保持を義務づけた法令への対応を強化するため、マスターデータ管理ソフトウェア入りのものに換える企業が多いと、Olofson 氏は報告書に記している。 データベースシステムの新規購入や更新の増加は、同市場における売上増となり、市場大手の Oracle や IBM や Microsoft の懐を暖かくした。 一方、『MySQL』や『Ingres』など、オープンソース型データベース管理システムも、市場全体に占める割合こそ小さいものの、大きな伸びを見せたと、Gartner のアナリスト Colleen Graham 氏は指摘し、声明の中で次のように述べている。 「これらオープンソース DBMS 製品が機能およびスケーラビリティの点で向上し続けるとともに、DBMS ツールベンダーもこれらの製品に対するサポートを提供し始めている」 IDC の報告書の中で Olofson 氏は、オープンソースベンダーの勢いが増しているため、RDBMS の老舗 Oracle と IBM にとって、Microsoft よりもそれらベンダーの方が脅威になる可能性を考えざるを得なくなっているとして、次のように記している。 「オープンソース RDBMS ベンダーの MySQL など別の選択肢を提供する勢力は、新世代のデータベース開発者から高い注目と忠誠も集めつつある。わが社は、これらのオープンソースベンダーが最終的に、RDBMS 製品の価格やライセンス形態に抜本的な変化をもたらす可能性があると見ている」 |