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"クリックさせる"スポンサードサーチ×他メディアの戦略TVCM や、交通広告、新聞・雑誌において特定のキーワードを提示し、検索を促す。そのような広告を見ない日のほうが、もはや少なくなってきたのではないだろうか。SEM を使用した他メディアとの連動によるプロモーションは、もはや一般的な手法となったと言っても過言ではないだろう。
しかしながら、SEM の観点からそれらのプロモーションが本当に効果的に行えているかとなると、やや疑わしいのが実際のように感じる。特に「検索をしても、該当プロモーションへのリンクが見つからない/見つかりにくい」点が問題だ。残念ながら、現在多くのプロモーションにおいて、その状況が散見されている。せっかく多くのユーザーをサイトに流入させるチャンスを作っておきながら、それは非常に勿体無いことだ。 例えば Yahoo!JAPAN にて「SEM」と検索して、検索結果をよく見ていただきたい。いったい幾つのリンクがあるだろうか?自然検索の結果や、様々な広告をはじめ、膨大な数のリンクが所狭しと検索結果に存在することが分かるだろう。これらの中から、的確に特定のリンクをユーザーにクリックさせるのは、そう簡単ではないはずだ。 しかし Yahoo!JAPAN における上記の課題は、オーバーチュアのスポンサードサーチを適切に利用することにより、解決に近づくことができる。以下に、他メディアとの連動プロモーションを行う際の、スポンサードサーチ活用のポイントを列挙したい。参考にしていただければ幸いだ。 (1)キーワードの広告枠の位置 スポンサードサーチは、Yahoo!JAPAN の検索結果において、最も目立つと考えられる位置(=自然検索結果の上部)に広告を掲載できる。結果として、如何にその位置を獲得し、キープできるかが鍵となるはずだ。逆にそれ以外の位置での広告掲載は、著しくクリック率が低下するおそれがある。 しかし、全てのキーワードにおいて自然検索結果の上部に広告枠があるわけではない。自然検索結果の下部と右カラムにしか広告枠がない等のキーワードも多くあるため、キーワードの選定には注意が必要だ。 (2)キーワードの競合状況 使用するキーワードにおいて、競合が少ない方が、それだけ目立ち、自社のリンクが分かりやすくなる。単純な理想としては、競合他社が存在しないキーワードを選定したいところだ。但し、競合状況は非常に動的な要素である事、及び、拘りすぎるとキーワード選定の幅が極端に狭くなる事に注意しなければならない。 (3)関連するキーワード ユーザーは提示したキーワードのみ検索するわけではない。例えば TVCM であれば、CM 内にて出現するキーワード等、関連するキーワードの入札を徹底的に行った方が良いだろう。うろ覚えや入力ミスへの対応も同様だ。さもなければ、ユーザーに対して「目立つ」以前に「見つからない」という事態になりうる。 (4)広告テキスト スポンサードサーチにおいて、既に使用している広告テキストをそのまま転用してはいないだろうか?検索結果の状況にも拠るが、「TVCM 放映中!」のように、他メディアとの関連性を訴求した方が、ユーザーにとっては分かりやすい場合がある。 最も良くないのは、競合が存在し、その競合と広告テキストの差別化が図れていない場合だ。せっかく他メディアにて検索結果画面まで誘導したユーザーが、競合他社に流れてしまう可能性がある。 (5)掲載順位 特に順位の入れ替わりが激しいキーワードを選定した場合は、掲載順位のこまめなチェックが欠かせない。プロモーション期間中は、少なくとも自然検索の上部での掲載順位を確実にキープしたい。 以上、Yahoo!JAPAN の検索結果において「ユーザーにクリックしてもらうこと」を軸にポイントを列挙したが、他にも「コスト」の軸や、「自然検索の結果」の軸などからも考慮が必要であろう。また、Yahoo!JAPAN のみならず、Google のアドワーズへの対応も必要なはずだ。 SEM を使用した他メディアとの連動によるプロモーションは、最大限の効果を得ようとすると、思ったよりも容易ではないことがお分かりいただけたであろうか。是非とも同様のプロモーションを行う時には上記ポイントを確認してほしい。 (執筆:株式会社アイレップ SEM インテグレーショングループ 山本光) 記事提供:アイレップ
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