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2006年6月2日 14:00

Oracle、買収でサプライチェーン用ソフトウェアを強化

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
Oracle (NASDAQ:ORCL) は1日、需要主導型プランニングソリューションの Demantra を買収すると発表した。買収の狙いは、サプライチェーン計画をより効果的に行なえるよう顧客を支援するため、アプリケーション製品を拡充することにある。

Demantra は、人気製品『Spectrum Suite』を持つ。これは、「取引の促進管理と最適化」「リアルタイムの販売/運営プランニング」「需要管理」「小売プランニングと店舗内商品補給」ソリューションからなるスイート製品だ。これらソリューションは、プロモーション管理から在庫補給まで、需要の素早い「創造」「プランニング」「実現」を管理し、その結果、「需要のより良い視覚化」「より利益につながるプロモーション」「サービスレベルの最適化」「顧客反応の向上」「運営コストの低減」「売上および利益の増加」を実現する。

Demantra の顧客は、日用品メーカー、工業製品メーカー、ファストフードレストランなど、さまざまな業種の140社以上に及ぶ。

Oracle のアプリケーション開発担当副社長 Rick Jewell 氏は、Demantra を買収する意義について、同社のソフトウェアと自社のサプライチェーン関係アプリケーションおよび ERP アプリケーションを組み合わせることの利点を挙げた。それらの組み合わせによって Oracle は、顧客がグローバルなサプライチェーン運営をより正確に判断できるよう、支援するという。

Jewell 氏は、声明の中で次のように述べている。「これにより企業は、しっかりまとまった情報駆動型の事業を運営する能力を高めつつ、総所有コスト (TCO) を削減できる」

Oracle は、買収手続きを今月中に完了する見込みだ。

近年は企業買収が盛んだが、Oracle もここ数年、精力的に買収を行なっている。

同社は、ビジネスソフトウェア大手のドイツ企業 SAP に対する地位強化のため、約150億ドルを投じて PeopleSoftSiebel SystemsRetek を買収した。

そして、インフラソフトウェア市場でも IBM や Microsoft および BEA Systems に対抗するため、小規模な買収を行なって製品の補強を続けている。

同分野の買収には、オープンソース データベース『Berkeley DB』の SleepyCat Software、セキュリティ関連の Thor Technologies および OctetString、通信事業者向け課金請求システムの Portal Software などがある。

Oracle は、ビジネスソフトウェアおよびインフラソフトウェア分野におけるこうした戦略によって、できる限り広範な顧客層に対応し、数十億ドル規模になっているそれらソフトウェア市場における勢力を強化したいと狙っている。

なお、Demantra の買収について、金銭的条件は明らかになっていない。

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