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2006年6月14日 14:00

Oracle、オンデマンド型 CRM 強化で Telephony@Work を買収

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
オンデマンド型の顧客関係管理 (CRM) ソフトウェア分野で salesforce.com や SAP に対抗するべく、Oracle (NASDAQ:ORCL) が新たな武器を手に入れた。ソフトウェア会社 Telephony@Work の買収だ。

買収は Oracle が13日に発表したもので、金銭的詳細は明らかになっていない。Telephony@Work は、ホスティング型コンタクトセンター サービスの実装を支援するブラウザベースのソリューション『CallCenter@nywhere』を開発する企業だ。

CallCenter@nywhere は、従来のようなカスタムプログラミングやシステム統合作業を必要とせず、顧客がただちに利用できる点を特長とする。Oracle によると、同製品は同時に複数の顧客に対応できる機能を備えるため、『Fortune 100』に入るような大手企業や、自社運営ネットワークを持つ通信事業者の間で人気を博しているという。

顧客増加への対応策として、Web 経由で利用できるソフトウェアを導入すれば、アプリケーション パッケージを購入してインストールする従来のやり方に比べて、大幅に手間が省ける。

この種のオンデマンド製品は、近年人気が高まっている。特に salesforce.com と Siebel Systems は、コールセンターにおける顧客への対応を容易に迅速化できるソフトウェア製品を提供し、この市場を牽引してきた。

Oracle は2006年1月、Siebel Systems を現金58億5000万ドルで買収した。Siebel を通じてオンデマンド型の CRM ソフトウェアを獲得した Oracle は、ライバル企業の SAP 同様、この市場で大きな成功を収めようともくろんでいる。

Oracle は、CallCenter@nywhere を自社のオンデマンド CRM 製品『CRM On Demand』の一環として提供する計画だが、エンドユーザー企業や、自社の企業顧客向けに CallCenter@nywhere のホスティングを提供する商用サービスプロバイダにも販売する予定だ。

Telephony@Work の買収によって、Oracle はコンタクトセンター技術と CRM ソフトウェアを融合させた初めてのアプリケーション プロバイダになると、同社は述べている。

Oracle の CRM On Demand グループ副社長 Rob Reid 氏は、salesforce.com や SAP など、ホスティング型 CRM 分野のライバルは軒並み「非包括的ソリューション」を提供しているため、顧客企業はソリューションを実行するのにハードウェアとソフトウェアの両方を購入しなければならないが、CallCenter@nywhere はこうした負担を軽減できると述べた。

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