Oracle、検証済み Linux システム推奨プログラムを発表データベース大手 Oracle (NASDAQ:ORCL) は独自の Linux スタックを持たない。だが同社は12日、新プログラム『Oracle Validated Configurations』を発表し、ユーザーが自分たちの Linux スタックをより簡単に構築できるようにした。
Oracle Validated Configurations は、ユーザーが Linux OS 上に Oracle 製品を首尾よく配備できるよう支援するプログラムだ。検証済みの「ソフトウェア」「ハードウェア」「ストレージ」「ネットワーク」各コンポーネント、および Linux OS まで包括的に定義することによって、Linux ソリューションをより迅速かつより簡単に配備できるようにしている。 同社が Linux 用の推奨構成を発表したのは、今回が初めてではない。しかし、同社の Linux Engineering 担当ディレクタ Wim Coekaerts 氏は、従来の推奨構成があまりにも限定的かつ細かすぎたと言い、次のように述べた。 「そのため今回はやり方を見直して、より多くの顧客が採用でき、かつ最新のシステム構成を推奨している」 Oracle は、Linux を使う際の問題点について数年前から顧客に尋ね、そこで収集した情報に基づいて新しい推奨システム構成を作成したという。 しかし、すでに Linux 事業で高い売上を上げている Oracle が、なぜこのような大掛かりな取り組みを新たに始めたのだろうか? 同社の製品マーケティング担当ディレクタ Monica Kumar 氏によると、今回の新プログラムでは、検証済みの最も効果的な Linux システム構成を推奨しているという。同プログラムで Oracle は、Dell/EMC/Hewlett-Packard (HP)/IBM/Network Appliance (NetApp)/Intel/AMD/Red Hat/Novell/Emulex/QLogic と提携している。 Linux 推奨システム構成は文書化され、同社 Web サイト『Oracle Technology Network』からダウンロードできる。その中に入っている情報は、「検証済み構成」「検証結果」「エンドユーザー向けアドバイス」などだ。 数か月前、Oracle が独自の Linux スタックを構築するため、Linux ディストリビュータ (おそらく Novell) を買収したがっているという噂が流れたことがある。Coekaerts 氏は、その噂についてノーコメントだったが、最後に、噂の真偽など重要ではないと述べた。 「明確なことは、ユーザーが使っているのが Red Hat であろうが Novell であろうが、あるいは Asianux であろうが、わが社製品と同様にサポートできるようにしたことだ。わが社は、それらユーザーの問題を解決する」と Coekaerts 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
|
|