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2009年7月4日
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Webビジネス2006年6月14日 09:00

ヤフー、各種検索に機能追加――年内には「MyWeb 2.0」日本語版もリリース予定

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検索事業部長
井上俊一氏
ヤフーは13日に記者説明会を開催、検索事業部長の井上俊一氏がヤフー検索の今後の方向性やリリース予定の新サービスについて説明するとともに、各種検索サービスの追加機能なども各プロダクト担当者から紹介された。また、ネットレイティングス代表取締役の萩原氏も登壇し、データから見るヤフー検索の現状について述べた。

独自開発した検索エンジン「Yahoo! Search Technology(YST)」の導入から2年が経ち、昨年10月にはデフォルトの検索結果も YST に切り替えたヤフー検索。

ネットレイティングスの調査データから見ても一人当たりの検索結果閲覧ページ数は増加しており、リニューアルは成功であったと思われるが、検索事業部長の井上氏はまだ現状の Web 検索には満足できていないという。かねてからのミッションであった「ソーシャルサーチ」が実現されていないからだ。

井上氏は現在の Web 検索における3つ問題点として、評判や意見など正解がない情報を検索できないこと、個人の趣味や趣向を反映できないこと、キーワードを入力しないと答えが出ないことを挙げた。

例えば「女性が乗りやすい車は?」という様々な価値感や意見の上に成り立つ情報は言うに及ばず、「ゴルフ」というキーワードからユーザーの興味がスポーツのゴルフにあるか車のゴルフにあるかを判断することはできない。そして「究極のプル型アプリケーション」(井上氏)である Web 検索には、ユーザーに向けて情報発信していく手段がないというのが現状だ。

1クエリー(検索窓に入れるキーワード1回分)の中に、スペースで区切られたキーワードがいくつ入っているかをヤフーが調べたところ、2005年2月は平均1.36個で、2006年2月は1.45個だったという。「1語または2語を入力する人が半々くらいだが、1語を入れている人がやや多い。やはり検索窓への入力がうまくできないという人もいるだろう」と井上氏。

これらの問題点を踏まえた上でヤフーが“次世代の検索”と位置づけるのが「ソーシャルサーチ」だ。リンク解析によって Web ページを並べかえるというこれまでの発想とは異なり、「ソーシャルネットワーク」、「アカウント」、「マイランク」などの要素を盛り込むことでサーチにユーザーの意見や考え、知識を反映させる試みだという。

ソーシャルサーチの構成要素


ソーシャルネットワークという人と人とのつながりを整理することによってそのネットワーク情報も検索結果に活用、またヤフー ID を利用することでオークション、ショッピングなどといった他サービスにおけるユーザー行動とも連動させ、そして集められた多くの情報をユーザーごとに適した方法でランク付けする。

「この結果、ある程度ユーザーのことがわかるようになるため、将来的には検索キーワードを入力しなくても、興味がありそうな情報をその人に発信できる“プッシュ型サービス”が実現できるようになる」

実際、ソーシャルネットワーク「Yahoo!360°」のオープンをきっかけに、具体的なサービスが形になりつつある。米国でβ版が公開されているソーシャルブックマークサービス「MyWeb 2.0」が、現在日本での提供に向けて開発中だという。井上氏は「まだソーシャルサーチのゴールとは言えない」としながらも、年内のリリースを予定していると語った。

このほか、個別の検索サービスについても説明が行われた。6月中の機能追加、リニューアルが予定されている。

2005年2月よりβ版を提供している「商品検索」は約2,000万アイテムを検索対象としており、キーワード検索の際にはオークションの検索結果も表示されるほか、検索結果を RSS リーダーで購読することもできる。6月末には新機能として、アップルが運営するオンラインミュージックストア「iTunes Music Store」で販売されている楽曲も検索可能となる。

また今年の3月にβ版がリリースされたばかりのブログ検索は、インターネット上の Blog 記事を対象としており、約1分前の書き込みも検索可能だ。6月5日より追加された新機能「トピックス関連検索」により、Yahoo!ニュースのトピックスとして掲載された各ニュースに関連する Blog 記事を、ワンクリックで表示できるようになった。

動画検索は Web 上に公開されている動画を検索できるサービス。6月中に行われる予定のリニューアルでは、Yahoo!内の動画と Web クロールの結果を同時に検索可能となる。また、検索結果はサムネイル画像がグリッド状に表示され、検索結果の絞り込みなどを行うオプションメニューも Ajax の採用により画面遷移なしで開くことができるようになるという。

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