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2006年6月22日 13:10

Google と Adobe、製品バンドル提供契約を締結

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
Adobe Systems (NASDAQ:ADBE) と Google (NASDAQ:GOOG) は21日、『Google Toolbar』を様々な Adobe 製品にバンドルする複数年契約を結んだと発表した。

古くから「敵の敵は味方」と言うが、異なる側面で Microsoft と競合している Adobe と Google の関係をうまく言い表した言葉といえるだろう。

Google Toolbar をバンドル提供する最初の製品は、Adobe のリッチメディアコンテンツ再生ソフトウェア『Macromedia Shockwave Player』だ。Microsoft の『Windows』用 Web ブラウザ『Internet Explorer』(IE) に Shockwave Player をインストールする際、Google Toolbar のインストールも促す。Adobe によると、インターネット対応パソコンの55%以上が Shockwave Player をインストールしているという。

契約に基づき、Adobe は今後ほかの製品においても、製品インストール時に Google Toolbar のインストールを提示する。Adobe は Shockwave Player 以外のどの製品で Google Toolbar のバンドルを行なうのか、具体的な製品名を挙げていない。

Google Toolbar は、Web ブラウザに検索ボックスを追加し、Google サイトを開かなくても Google 検索が行なえるツールだ。検索ボックス入力時には補完機能が働き、キーワード候補を随時表示する。ほかにもスペルチェック、ポップアップ阻止などの機能を備えている。

Google のソフトウェアバンドル契約といえば、先月25日にも Dell (NASDAQ:DELL) との提携を結んでいる。こちらの内容は、Dell が自社パソコンにおいて、『Google Desktop』と Google Toolbar をプリインストールし、『Google Search』を IE のサイドバーに組み込むというものだった。

Google は相変わらず検索市場を牽引し、シェアをさらに拡大している。調査会社 comScore Networks が21日に発表した米国における検索エンジンシェア調査報告によると、5月の検索回数シェアで Google は44.1% (4月のシェア43.1%から1ポイント増加) となり、10か月連続で首位の座を守った。2位は Yahoo! の27.9%、3位は『MSN』および Microsoft サイトの12.9%だった。ツールバー検索では Google と Yahoo! が拮抗しており、それぞれ49.1%と46.2%を獲得した。

Adobe と Google はこのところ、Microsoft への対立姿勢を明確化している。たとえば Google と Microsoft の対立軸は検索やオンライン広告などだったが、最近表計算も加わった

また Adobe と Microsoft の対立軸はパブリッシング関連技術だ。Adobe は自社の文書形式『PDF』と競合する機能を、製品から外すよう Microsoft に要求している。

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