Microsoft は20日、『Microsoft Office Word』『同 Excel』『同 PowerPoint』のユーザーが作成したドキュメントに、非営利団体 Creative Commons の著作権ライセンス情報を簡単に加えられる無料ツールの提供を開始した。
Microsoft がリリースしたアドインツールは、上記の Office アプリケーションで作成したコンテンツに、著作権ライセンスを付加できるようにするものだ。
スタンフォード大学ロースクール教授 Lawrence Lessig 氏が2001年に創設した Creative Commons は、アーティストが自作品の著作権を保持し、他者による作品の商業利用や二次使用について、許可したり制限を加えたりできるライセンス条件提示の枠組みを提供している。
Microsoft の広報は、現時点で『2007 Microsoft Office system』(Office 2007) に同ツールを搭載する予定はないが、顧客の要望に応じて検討したいと述べている。同社によれば、Office ユーザーは現在、世界に4億人いるという。
同社はこのツールを通じて、アイデアの共有を妨げる国境や文化の壁を取り除きたい、と述べている。
Microsoft の Information Worker 事業戦略担当ゼネラルマネージャ、Alan Yates 氏は声明の中で、同社と Creative Commons の提携は「営利企業と非営利団体が力を合わせて、革新的なアイデアやツールを公衆に提供できることを立派に証明する」ものだと語っている。