Webビジネス2006年6月27日 14:30
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Oracle、『PeopleSoft Enterprise』をアップデート

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060627/10.html
著者:Ed Sutherland
海外internet.com発の記事
ビジネスソフトウェア大手の Oracle は26日、『PeopleSoft Enterprise』アプリケーションスイートの最新アップデート版『PeopleSoft Enterprise 9.0』を発表した。

同最新版は、ミドルウェア製品群『Oracle Fusion Middleware』との統合を実現し、買収した PeopleSoft の製品を今後もサポートするという同社の計画に沿ったものとなっている。

買収技術のサポートや、それら技術を統合した次世代製品の開発計画は、Oracle がロードマップ『Project Fusion』で実行を表明しているもので、PeopleSoft Enterprise の最新アップデートもその一環だ。

同アップデートの発表をもって、PeopleSoft Enterprise 部門のゼネラルマネージャへの就任が明らかになった Doris Wong 氏は、声明の中で次のように述べている。「今回のアップデートによって、顧客の要望に沿った拡張機能の提供、および Oracle Fusion Middleware ファミリの主要コンポーネントと PeopleSoft (Enterprise) アプリケーションとの統合を目指し、われわれが1年にわたって取り組んできたプロジェクトが成就した」

Wong 氏によれば、PeopleSoft Enterprise 9.0 は、『Oracle XML Publisher』『Oracle Business Activity Monitoring』『Oracle Customer Data Hub』といった Oracle の技術を統合/再利用しており、顧客のコスト削減に役立つという。

コーポレートガバナンスの面では、『Patriot Act』(米国パトリオット法) や『Sarbanes-Oxley Act』(米国企業改革法)、『International Financial Reporting Standards』(IFRS:国際財務報告基準) の遵守を支援する。

また、顧客サービス担当者の生産性を高める新機能により、顧客関係管理 (CRM) の向上も図っている。

Oracle は今月13日、CRM ソフトウェア会社 Telephony@Work の買収を発表し、salesforce.com や SAP がしのぎを削る CRM 分野での競争力強化を進めている。

そのほか、今回のアップデートでは、企業業績管理、人材管理、サプライヤ関係管理、資産ライフサイクル管理の改善も果たした。

PeopleSoft Enterprise 9.0 スイートの発表と併せ、そのアプリケーション第1弾として『PeopleSoft Enterprise Learning Management 9.0』がリリースとなっている。Learning Management 9.0 は、従業員の規制遵守学習を支援するアプリケーションだ。

Oracle によれば、企業では従業員に規制遵守を徹底させる必要性が高まっており、Learning Management 9.0 はそうしたニーズに応えるものだという。Learning Management 9.0 では、従業員のトレーニング環境を常に最新の状態に保つことを支援するほか、電子署名もサポートしているため、紙の文書で記録する必要性を軽減する。


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