Webビジネス2006年6月29日 13:00
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『Aperi』が Eclipse Foundation に参加

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060629/10.html
著者:Paul Shread
海外internet.com発の記事
ストレージ管理の共通化を目指す IBM 主導のオープンソース コミュニティ『Aperi』は28日、オープンソース開発団体 Eclipse Foundation にプロジェクトを提案し、ストレージ管理ソフトウェアの膨大なソースコードを寄贈する計画を明らかにした。先日来、報道でささやかれていた Aperi 崩壊の危機説を一蹴するかのような発表だ。

危機説の発端となったのは、Sun Microsystems が21日、Aperi を脱退し、ストレージ業界団体 Storage Networking Industry Association (SNIA) が策定した仕様『Storage Management Initiative Specification』(SMI-S) に注力すると発表したことだ。EMC、Hewlett-Packard (HP)、Hitachi Data Systems (HDS)、Symantec も Aperi に距離を置いていることから、これが Aperi 終焉の始まりではないかと考えるアナリストもいた。

そんななかで Aperi が発表したのが、Eclipse へのプロジェクト提案だ。今後は同プロジェクトの下、SMI-S のオープンソース実装に関して SNIA と協力していくという。Aperi は IBM のほか、Brocade Communications Systems、Cisco Systems、CA、Emulex、LSI Logic、富士通、McDATA、Network Appliance (NetApp) をメンバーに擁し、さらに今回、Novell が新加入して合計10社となったことも明らかにしている。

これら10社はすべて SNIA にも加入しており、SNIA 会長の Wayne Adams 氏は声明の中で、今後 Aperi と連携していく意向を次のように表明した。

「SNIA と Aperi の具体的な連携計画として、SMI-S 関連の相互運用性プログラム、Aperi の相互運用性プログラムのための SNIA 施設開放、現行ストレージ標準の改善と新標準の策定などが挙がっている。Aperi が SMI-S の実装、ストレージ技術、オープン標準の推進を後押しすることは、IT 業界に利益をもたらすだろう」

IBM の標準/オープンソース関連事業担当副社長 Bob Sutor 氏は、同社には「異なる標準を組み合わせることに関して非常に豊富な経験」があると述べ、Aperi が Eclipse を選んだ理由を、オープン標準において他に類を見ない成功を収めている実績を評価したためだと語った。

Aperi は、とりわけ SMI-S など、「適切な SNIA 標準を実装するオープンソース プロジェクト」になるとの見方を Sutor 氏は示した。「その結果、これら標準の広範な普及がいっそう加速することになるだろう」


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