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2006年7月3日 09:00

米復員軍人省の盗難パソコン発見、情報漏洩の形跡はない模様

著者Roy Markオリジナル版を読む海外海外発
米復員軍人省 (VA) 長官 James Nicholson 氏は29日、盗難に遭った職員のノートパソコンを回収したことを明らかにした。このノートパソコンには、2650万人分の個人情報が入っていたが、現時点で何者かがアクセスした形跡は認められなかったという。

Nicholson 氏は米下院復員軍人問題委員会の席上で、5万ドルの報奨金を設けて盗まれたノートパソコンの所在について情報を求めた結果米連邦捜査局 (FBI) が同ノートパソコンを発見したと述べた。この件に関して逮捕者は出ていない。

FBI によると、情報工学に関する科学捜査担当官らが予備調査を行なった結果、ノートパソコンに入っていた退役軍人の個人情報データベースは無傷のままで、アクセスを受けた形跡はなかったという。

FBI の科学捜査はまだ完了していないが、政府内では ID 窃盗被害の可能性が最小限に留まったと「楽観視」している、と Nicholson 氏は語った。

復員軍人省がこの盗難事件を公表したのは5月下旬のことだ。情報漏洩としては2番目に規模の大きな事件で、社会保障番号の漏洩としては過去最大の規模だった。

盗難に遭ったノートパソコンは、復員軍人省の職員が自宅に持ち帰っていたもので、その職員宅に泥棒が入り、情報漏洩事件になった。

復員軍人問題委員会は、ノートパソコンを回収できたことについて賞賛したが、同委員会の議員たちは復員軍人省の IT セキュリティポリシーに対する批判的な姿勢を崩していない。

同委員会委員長の Steve Buyer 下院議員 (共和党、インディアナ州選出) は次のように述べた。「ノートパソコンが見つかったからといって、当委員会による監視の重要性が変わるわけではない。復員軍人省は引き続き当委員会の下でその職責を果たし、説明責任を負わねばならない」

Nicholson 氏は委員会に対して、今後は復員軍人省の情報技術局が省内の情報リソースおよびセキュリティに関し、広範にわたる権限を持つと報告した。

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