Cisco、ネットワークアクセス制御製品の最新版を発売Cisco Systems (NASDAQ:CSCO) は9日、『Network Admission Control』(NAC) アプライアンスの最新版『NAC Appliance 4.0』の出荷開始を発表した。
NAC とは、インフラレベルでネットワークの安全性を確保するため、Cisco が主導しているネットワークアクセス制御構想で、複数のセキュリティ製品ベンダーと協力関係を築いている。こうして同社と相補的な関係にある企業や、競合関係にある企業はいずれも、それぞれのネットワークアクセス制御に関する取り組みを強化しており、Cisco は NAC Appliance 4.0 によって、同分野における優位性を拡げたい考えだ。 NAC Appliance 4.0 は、LAN、ワイヤレス、リモート アクセス、WAN などさまざまなアクセス手法に対応している。 また同アプライアンスは、『Windows Active Directory』のドメインをはじめ、VPN クライアントやワイヤレスクライアントに対して、シングルサインオン機能を提供する。 NAC と同様のネットワークアクセス制御構想としては、Microsoft (NASDAQ:MSFT) も独自の『Network Access Protection』(NAP) を推進しており、『Windows Vista』にも採用の予定だ。 元々 NAC と NAP の間には相互運用性がなかったが、Cisco と Microsoft は2004年に提携を発表しており、相互運用が実現した。しかし、NAC ソリューションと競合する製品を手がけるベンダーも存在する。 Cisco の NAC に代わる製品や仕様を手がける勢力としては、Juniper Networks や業界団体 Trusted Computing Group などがある。また P2P 技術を応用し、ネットワークアクセス制御ソリューションを導入する際の敷居引き下げを狙った『Dynamic Network Access Control』(DNAC) ソリューションを手がける InfoExpress も、競合相手の1つだ。 Cisco の NAC Appliance 担当ディレクタ Rohit Khetrapal 氏は、競合についてそれほど気にかける様子もなく、次のように語っている。 「われわれは、同市場を捉える初期段階から、独自のやり方を採っていた。Cisco NAC はすでに、顧客基盤に食い込んでいるとの感触がある。それに対して、競合相手にそのような様子は見られない」 関連記事 最新トップニュース
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