Webビジネス2006年7月20日 13:50
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AT&T、「応急措置」的 IPTV サービスを開始

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060720/11.html
著者:Ed Sutherland
海外internet.com発の記事
AT&T (NYSE:T) は19日、IPTV サービス『AT&T Homezone』をオハイオ全州とテキサス州サンアントニオで開始した。同社およびアナリストは、これを「せっかちな人向けのインターネットテレビ サービス」と呼んでいる。

実に当を得た表現だ。AT&T は先ごろ、光ファイバを使った別の IPTV サービス『AT&T U-verse』の本格運用を開始したばかりだが、同社広報担当 Amanda Ray 氏によれば、Homezone は、自宅に光ファイバが通るまで待てない消費者のために、高速インターネット接続と衛星テレビ放送を組み合わせた IPTV サービスを提供するものだという。

Homezone では、インターネットを介した動画コンテンツの視聴のほか、テレビ画面で写真を見たり、Web 経由で DVR の予約録画をしたりできる。

Homezone を利用するには、AT&T のホームネットワーキング サービスに加入するほか、AT&T と提携する Yahoo! (NASDAQ:YHOO) の高速インターネット接続サービス、および EchoStar Communications (NASDAQ:DISH) の衛星テレビサービス『DISH Network』を契約する必要がある。

Ray 氏によれば、Homezone 自体の料金は月額9.99ドルだが、パッケージ全体では、サービスのレベルや地域によって、80ないし140ドルの料金がかかるという。

AT&T は2006年末までに、同社がサービスを提供する13州の他の地域でも、Homezone サービスを開始する予定だ。具体的なサービス提供地域や予想される契約者数については、明らかにしていない。

Ray 氏は、もう1つの U-verse について、同サービスの提供地域では、あくまでもそちらが同社の主要 IPTV サービスになると述べた。

AT&T は先ごろ、2008年末までに46億ドルを投じて、米国の1900万世帯に IP ベースのテレビサービスを提供していく計画を明らかにしている。同社の IPTV 戦略にとって、「U-verse は間違いなく最後の一手だ」と調査会社 JupiterKagan の Joe Laszlo 氏は言う。200を超えるチャンネルやビデオオンデマンド、DVR 機能を提供する U-verse の本格普及には、2008年ごろまでかかると見られる。

一方で AT&T は、今回提供を開始した Homezone について、ケーブル業界のライバルたちが提供する動画/音声/インターネットの3点セットサービスに契約者を奪われるのを防ぐための、応急措置的なサービスと位置づけている。Laszlo 氏は Homezone を、「IPTV 普及へ向けた2分の1歩」と評している。


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