Webビジネス 2006年7月21日 12:20

Microsoft、ジェスチャ入力型対話システムのライセンスを提供

著者: Andy Patrizio  オリジナル版を読む
2006年7月21日 12:20 付の記事
■海外internet.com発の記事

対話型視覚化コンテンツ管理ソフトウェア会社の EON Reality は、Microsoft (NASDAQ:MSFT) の研究部門 Microsoft Research が開発した技術のライセンス供与を受け、製品化すると発表した。EON がライセンス供与を受けるのは、ジェスチャ入力型の対話システム『TouchLight』(開発コード名) だ。

TouchLight は、Microsoft Research が知的所有権 (IP) ライセンスプログラム『IP Ventures』を通じて提供する、20種の技術の1つだ。カメラを使って人間のしぐさを捕捉し、画像の拡大/縮小や回転などを、マウスを使わずに指示できる。

Microsoft は2005年5月、新興企業や急成長中の企業に同社の IP をライセンス提供するため、IP Ventures プログラムを立ち上げた。Microsoft によると、EON 以外にも複数の企業に同社技術をライセンス提供してきたという。

Microsoft が、Xerox の子会社 Palo Alto Research Center (PARC) の犯した過去の過ちから学び、IP Ventures プログラムを立ち上げたのは明らかだ。つまり同プログラムの背景にあるのは、せっかく開発した素晴らしいアイデアを、抜け目のない新興会社が拝借するに任せてしまわぬように、という考えだ。これは奇しくも、かつての Microsoft と Apple Computer が PARC の GUI に関して行なったことに他ならない。Microsoft は IP Ventures を通じ、同社が開発した IP を企業に対してきちんとライセンス供与して、市場に投入するという流れを徹底している。

EON は TouchLight を、イベントにおける対話型展示/トレーニング/技術資料/サポート アプリケーションなどに取り入れる予定だ。同社は声明で、TouchLight 採用アプリケーションが、デスクトップパソコンのユーザーにも手が届くものになるとの見通しを示した。

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