japan.internet.com
japan.internet.com メンバーID
Twitter
Facebook
RSS
ピックアップ
2006年7月31日 09:00

HP、『GPLv3』ドラフト第2版の内容に早くも不満を表明

Free Software Foundation は27日、オープンソース ライセンス『GNU 一般公的使用許諾契約』(GPL) の改訂版『GPL Version 3』(GPLv3) について、ドラフト第2版を公開した。しかしそれから1日も経たないうちに、世界最大手『Linux』ベンダーの1社が、その内容に異議を唱えた。

Hewlett-Packard (HP) の Open Source and Linux Organization (OSLO) 副社長を務める Christine Martino 氏は、声明で次のように述べた。「当社は、ドラフト第2版に特許条項の明確化を望んでいた。たとえば、GPL ライセンスソフトウェアの単一コピーを配布しただけで、企業の知的財産権 (IP) について、多大なマイナス影響を及ぼすのか、といった懸念を解消してくれるものと期待していた。だが残念なことに、ドラフト第2版ではそうした問題点が未解決のままだった」

ドラフト第1版では、デジタル著作権管理 (DRM) および特許に関する条件について、多大な議論を呼んだ。ドラフト第2版はそうした条件を、いくぶん緩和している。しかし HP にとっては、未だ十分といえないようだ。

GPLv3 は、1991年6月の GPLv2 リリース以来のライセンス改訂の試みだ。GPLv3 のドラフト第1版は、今年の1月に公開済みで、ドラフト第2版は、前述通り27日に公開されたばかりだ。

とはいえ、ドラフト第2版の DRM に関する部分については、HP も評価している。それはドラフト第2版が、以前のように DRM を「Digital Restrictions Management」(デジタル制限管理) の略称として捉えていない点だ。ドラフト第2版では、GPLv3 対象ソフトウェアの共有および変更を妨げる目的の場合のみ、DRM を制限すると明確化した。

Martino 氏は次のように述べた。「(ドラフト第2版の文言が) どのような影響をもたらし得るのか、まだ分析が終わっていない。しかし当社は、DRM の解釈がドラフト第2版で明確化したことにより、多くの混乱が解消することになり喜ばしく思う」

プリンター用
記事を転送
この記事をクリップ!
厳選した九州のお野菜とお米をお届け
厳選した九州のお野菜とお米をお届け 野菜の木では、老舗料亭 沙羅の木が厳選した九州のお野菜とお米をお届けします。 毎週、隔週での定期のご購入も可能です。 入会費、年会費、送料、荷造手数料は無料です。
注目のトピックス
Copyright 2012 internet.com K.K. (Japan) All Rights Reserved.