Apple Computer (NASDAQ:AAPL) の開発者向けイベント『Worldwide Developers Conference』(WWDC) が、7日に開幕する。会期は11日までの5日間だ。同社 CEO の Steve Jobs 氏は初日、数千人の Apple 製品支持者の前で、基調講演を行なう。Apple 製品ファンや報道メディア、そしておそらくは Jobs 氏自身がもっとも楽しみにしているのは、この基調講演でどんな新製品発表があるか (Jobs 氏にとっては、どんな発表で聴衆を驚かせるか) という点だ。
今のところ Apple が公式に明らかにしているのは、Jobs 氏が次期版 OS『Mac OS X 10.5』、開発コード名『Leopard』を披露するということだけだ。Leopard のリリースは、年末から2007年初頭の見通しとなっている。
Boot Camp とは、便利な形ではないにせよ、Intel 製プロセッサを搭載した『Macintosh』で、Microsoft 製 OS の『Windows』を利用できるものだ。Boot Camp によって、Windows と Mac OS を切り替えて利用できるが、そのためにはシステムを再起動する必要がある。
一方、独立系会社 Parallels のソフトウェアでは、両 OS の同時利用を実現している。Apple も、Parallels のソフトウェアと同様のシームレスな運用環境を実現するため、Boot Camp を改良するかも知れない、という憶測がある。しかしコンサルティング会社 Creative Strategies の社長兼アナリスト Tim Bajarin 氏は、その可能性はないとの見方を示した。
Bajarin 氏は取材に対し、次のように述べている。「Apple が Windows を売り込みたがっているとは思わない。Windows を別途購入する必要があり、なおかつ別途起動し直さなければならないため、Windows を強く支持することなく提供する上で、Boot Camp は巧みな方法だ。たとえば Macintosh 好きの子供なら、Windows で作業もできると親に話せる。これは Apple にとって悪い話じゃない」