IBM、グリッド環境に関して大学組織に支援協力IBM (NYSE:IBM) は11日、米国27大学が科学研究を支援するために実施している『SURAgrid』プロジェクトとの間で、3年間の協力契約を結び、ハードウェアやソフトウェアを含め、共同で支援に取り組むことを明らかにした。
この契約に基づき、IBM は『UNIX』サーバー『System p575』を SURAgrid 加盟校に提供する。SURAgrid は、加盟校にある多数のコンピュータリソースを、単一のグリッドに結合し、先進的な研究に役立てようというプロジェクトだ。 SURAgrid を利用する研究者は、ヒトゲノム配列や、沿岸地域の暴風雨のモデル化などを研究している。 研究プロジェクトの具体例を挙げると、米海洋大気庁 (NOAA) と米海軍研究本部 (ONR) の資金によって運営している『SURA Coastal Ocean Observing and Prediction』(SCOOP) プログラムを通じた、ハリケーンの挙動研究がある。 各 p575 システムは、1.9ギガヘルツの『POWER5+』プロセッサ16基を搭載した構成だ。いずれも OS として IBM の『AIX』を備え、グリッド コンピューティング開発者コミュニティ Globus Alliance のミドルウェアを運用し、グリッド環境を構成する。 IBM の声明によれば、これらのマシンにより、SURAgrid の演算速度は、10テラフロップス (1テラフロップスは、1秒間に1兆回の浮動小数点演算を実行する能力) に向上するという。 SURAgrid 参加校のうち、ルイジアナ州立大学とジョージア州立大学は、すでに p575 を導入している。今秋 IBM は、テキサス A&M 大学にもシステムを配備する計画だ。 そのほか SURAgrid 参加校には、アラバマ大学バーミンガム校、アーカンソー大学、バージニア大学などがある。 関連記事 最新トップニュース
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