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2006年8月16日 11:00

Google アドワーズの“審査”を再確認しよう

一般的に Google アドワーズは、Overture スポンサードサーチと比較すると、「事後審査」の媒体であると認識されてはいないだろうか?確かに Google アドワーズが掲載されるサイトは、主に検索エンジンサイトとしての「Google」であり、広告テキスト等の掲載情報を修正すると、そこに「ほぼ即時」に反映が行われる為、事後審査のイメージは強いだろう。

しかし、実際は「事前審査」と「事後審査」が複雑に組み合わさった媒体であり、その仕組みを良く理解していないと、思わぬところで大きな機会損失を被る事がある。そこで今回は、以下に Google アドワーズの主な商品における、掲載情報の「審査」についてまとめみた。参考にしていただければ幸いだ。

なお、Google は常に最適な審査の在り方を目指して様々な調整を行っていると予測される。その為、以下の内容は動的なものであり、経過と共に変更される可能性があることを予めご了承いただきたい。

■キーワードターゲット広告
キーワードターゲット広告の掲載先は、大きく分けて2種類ある。一つは、検索エンジンサイト「Google」であり、もう一つは、主として BIGLOBE や goo などの大手ポータルサイトが参加している「検索ネットワーク」だ。

・Google での審査
Google での広告掲載は、基本的に事後審査となっている。但し、以下のようなキーワード、及びそのキーワードを含む広告テキストは事前審査となる場合があり、すぐに掲載されない可能性がある。

1 薬事法に抵触する惧れがあるキーワード
2 商標侵害の惧れがあるキーワード
3 アルコール類に関するキーワード

Google は事前審査の対象となる具体的なキーワードを公開していない為、上記の例はあくまで弊社の経験から鑑みた予測であることをお断りしておく。また、キーワードが「形態素」ではなく「文字列」にて認識されている点もポイントだろう(登録したキーワード「クレンジング」が「ジン」(アルコール類)を含んでいた為、事前審査となったケースがある)。

・検索ネットワークでの審査
検索ネットワークでの広告掲載は、全て事前審査となっているが、ここで注意しなければならない点が一つある。掲載中の広告テキストを修正すると、審査の為に、その広告テキストの検索ネットワークでの掲載が一時的にストップする。よって、グループに広告テキストが1つしかない場合、審査中はそのグループの掲載数が検索ネットワークの分、減少することになる。

こうした問題は、広告テキストを新旧同時に掲載し、審査完了後に古い方を削除する等で、掲載数の減少を避けることができる。必要に応じて、対策を行うことをお勧めする。また、掲載中の既存グループに新たなキーワードを追加しても、審査中は検索ネットワークに掲載されない点にも注意が必要だ。

■コンテンツターゲット広告
コンテンツターゲット広告の掲載は、全て事前審査となっている。キーワードターゲット広告の検索ネットワークと同様、一度掲載情報を修正すると、審査の為にその広告のコンテンツネットワークでの掲載が一時的にストップする点に注意が必要だ。よって、グループに広告が1つしかない場合、そのグループの掲載数がコンテンツネットワークの分、減少することになる。こちらも同じく、複数の広告掲載で掲載のストップを回避することができる。必要に応じて、対策を行うことをお勧めする。

■モバイル広告
モバイル広告の掲載先は、大きく分けて2種類ある。一つは、通常の検索エンジンサイト「Google」(携帯版)であり、もう一つは、KDDI による「EZweb」経由の「Google」(同じく携帯版)だ。

・Google での審査
Google での広告掲載は、基本的に事後審査となっている。事前審査の場合は、PCのキーワードターゲット広告の時と同様だ。

・EZweb での審査
EZwebでの広告掲載は、全て事前審査となっている。それによる注意点、対応策も、PC のキーワードターゲット広告の時と同様となる。特に現在は、EZweb 経由での掲載数が非常に多いと予想される為、掲載がストップしてしまう影響は大きいだろう。是非、対応を行いたいところだ。

以上、Google アドワーズは、「事前審査」及び「事後審査」が複雑に混在した媒体であることがお分かりいただけたであろうか。審査の仕組みを知ることは、状況によっては掲載数減少のインパクトを最小限に抑えることができる、重要なポイントだ。

(執筆:株式会社アイレップ SEM インテグレーショングループ 山本光)

記事提供:アイレップ

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