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ビジネス2006年8月22日 11:40
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SaaS 採用が加速、大規模企業にも拡大

この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20060822/12.html
著者:Michael Hickins
海外internet.com発の記事
Aberdeen Group の最新調査によると、中小に限らずあらゆる規模の企業が、ソリューションをより迅速に実現し、投資をより早く回収し、IT コストをより低く抑えるために、オンデマンド型ソフトウェアである「サービスとしてのソフトウェア」(SaaS) を採用し始めたという。

また、SaaS が採用されるアプリケーション分野もこれまでより多様になりつつあることが、同調査で明らかになっている。

Aberdeen の企業調査担当副社長 Beth Enslow 氏は次のように述べている。「調査対象企業の半数以上が、SaaS を使っているか、近いうちに使用を検討することに関心を持っている。もはや少数派ではない」

Enslow 氏は取材に対し、このような動きが顕著になったのは、2006年からのことだと述べた。

SaaS は今や、急を要するビジネス問題を解決するための、投資回収が迅速で総所有コスト (TCO) がより低い手段の1つと見なされている。

同調査によると、SaaS による顧客関係管理 (CRM) ソリューションを採用した企業の74%が、実装までに要した期間は2か月以内だったと回答したという。

また同じ企業が、投資回収までの期間は6か月以内と回答している。

「これは、従来タイプの企業向け社内運用型のアプリケーションの場合よりも、2倍ないし4倍速い期間で達成している」と Enslow 氏は述べた。

同調査は、SaaS 市場は CRM ソリューションを必要とする中小規模企業に限定されるとする既成概念が誤りであることも示している。

Enslow 氏は、SaaS モデルを早くに採用した企業が成功したことで、大規模企業の幹部たちの考え方が変わったと考えている。

とは言え、SaaS ソリューションで最も広範に採用されているのは、依然として CRM だ。オンデマンド型の CRM ソリューションを使用中または採用を検討中の企業は、中小企業で84%、大規模企業で69%にのぼる。

SaaS を採用する動きは、財務管理、製品ライフサイクル管理 (PLM)、調達および外注、サプライチェーン管理 (SCM) のような分野でも出てきている。

同調査によると、財務管理ソリューションとして SaaS を使用中の企業は26%に過ぎないが、同分野でオンデマンド型ソリューションを採用することを検討中または検討予定の企業は76%にのぼるという。

さらに目を引くのは、大規模および中規模企業に限定しても、64%の企業が財務管理ソリューションとして SaaS を採用することを検討予定という点だ。
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