Microsoft、『Office 2007』の新 UI 批判に対応Microsoft (NASDAQ:MSFT) は、『2007 Microsoft Office system』(Office 2007) が備える新しい「リボン」ユーザーインターフェース (UI) について、ベータテストユーザーの注文に応え、従来型の標準的なドロップダウンメニューのように、必要なときだけ画面に現われるオプションを追加する。
オーストラリアで開催された『Tech Ed』の席上で、Microsoft の技術者が、新 UI のリボンは「あまりに場所をとるため」変更を加えると語ったことは、少々驚きを与えるかも知れない。なぜなら、階層型ドロップダウンメニューとツールバーからなる旧来の UI を整理し、高い生産性をもたらすためと、Microsoft が鳴り物入りで導入したのがリボンだからだ。 リボンは、これまでの階層型ドロップダウンメニュー (およびツールバー) に代わる UI として開発したものだ。階層型ドロップダウンメニューは、『Windows』『Mac OS』『Linux』いずれのプラットフォームにおいても、およそ全てのアプリケーションで一般化している。 リボンを開発した目的は、これまで Office の各アプリケーションでアクセスし難かった多くのコマンドを、利用しやすくすることだ。 『Word』『Excel』『PowerPoint』には、膨大な数のオプションや機能があるため、従来の UI では、一部のコマンドが埋没してしまったり、見つけられないといった状況だった。リボンの狙いは、ユーザーの選択に合わせ、利用可能なコマンドを、これまでより多く提示することにある。 しかしその反面、新 UI に納得できない向きもある。先ごろボストンで開催された Tech Ed では、リボンがユーザーに混乱をもたらすと不満の声が上がっていた。 Gartner の調査ディレクタ Michael Silver 氏は、「リボンについて、かねてより懸念していた」とし、次のように指摘した。 「低解像度画面の場合、リボンは多くの場所を占めてしまうため、それほど有用性は高くないだろう。高解像度表示が可能なパソコンを入手し、より大きな画面を利用するユーザーが増えれば、Office はリボンに相応しくなる」 今回の変更によって、ユーザーがリボンを使用しない場合は常に、自動的に最小化できる。そのため、リボンはこれまでのメニューと同じように振る舞うことになる。 Microsoft に取材したものの、同社はこの件に関する詳細について語らなかった。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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