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2006年9月1日 09:30

SEO コンサルタントは Web サイトのメイクアップアーティスト

SEO(検索エンジン最適化)の注目度はここ最近、急速に高まっている。実際、アウンコンサルティングが2006年2月にインターネットユーザー309人に行った調査でも、「SEO という言葉の意味がわかる」と回答した人は全体の24%にあたる105人に達し、「SEO という言葉を聞いたことがある」とした回答者まで含めれば175人となっている。つまりは、ネットユーザーのうち過半数を超える人が、SEO という言葉を何らかの形で知っているということになる。これは数年前であれば、考えられなかったことだ。

また、検索数の推移という別の視点から見ても、SEO の注目度が高まっていることは明らかである。オーバーチュアが提供する「キーワードアドバイスツール」で調査してみたところ、2005年7月に「SEO」という言葉が検索された回数は月間3万回程度だったが、その後、月を追うごとに検索数が増加していき、2006年5月には10万回、さらには7月には15万回を突破し、前年同月比で約5倍の検索数となっている。

このように注目度が高まりつつある SEO だが、それは言い換えるならばサイト管理者の SEO 熱の高まりを意味していると言えるだろう。なかには、コンサルタントに自社サイトの SEO を依頼する企業も多いが、自社内で SEO を一から行なう企業や個人ユーザーが圧倒的多数を占めているのが現状だ。

しかし、SEO の本質を考えたとき、コンサルティング会社に SEO 施策の提案を依頼する理由は多分にあるというのが筆者の見解だ。そこにはやはり経験に裏打ちされたノウハウや知識などを含めプロならではの技術があり、コストパフォーマンスの面でも社内の人間を使った人的コストよりコンサルタントの外注コストのほうが優れている場合が多いという理由がある。さらに、検索サイトでの上位表示には Web サイトごとに最適にカスタマイズされた SEO の施策が重要だという点も大きな理由として挙げられるだろう。

この点は、SEO をメイクアップに例えるとわかりやすいかもしれない。人間の顔には十人十色の違いがあり、その人にあったメイクというものが存在する。仮に同じツールを使い、同じ技術を持つ人がまったく同じメイクを施したところで、土台となる顔が違えば、ナチュラルメイクに見えたり、厚化粧にも見えたりするのが必然だろう。つまり、メイクをされる顔がもつ特徴を見分ける目をもち、対象者に最適な色やメイクの仕方をカスタマイズできなければプロのメイクアップアーティストにはなれない。

それと同様、Web サイトにもそれぞれ異なったデザインやコンテンツがあり、そのサイトに最適な施策というものがある。そのため、人間の顔をメイクアップするのと同様に、SEO にも Web サイトごとにカスタマイズした最適な施策が必要になってくる。

付け焼き刃の施策ではサイトの魅力を存分に伝えることはできないので、やはりプロの意見を聞くなどして、Web サイトの魅力を引き出す最適なメイクを探り出してみることをおすすめしておきたい。

(執筆:R&D グループ 市川伸一)


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