Webビジネス2006年9月14日 18:00
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ミクシィ上場記者会見、「上場は通過点であり、出発点」笠原社長

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著者:japan.internet.com 編集部
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株式会社ミクシィは14日、東証マザーズに上場したことを受け、東京証券取引所で記者会見を開いた。

ミクシィ代表取締役社長 笠原氏


今回の上場は「資金調達」と「認知度向上」を目的としている。豊富な資金で人材確保、設備増強、他社との提携を進めると同時に、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の可能性を広く認知させていきたい考えだ。さらに、自社にない技術や、既存ビジネスとのシナジーが考えられるサービスを持つ企業の M&A も視野に入れていくという。

今後の事業戦略は大きく3つのフェイズに分かれるという。第一段階では主に SNS「mixi」のサービス向上により、ユーザー数、PV、アクティブ率の増加を図る。第二段階ではターゲティングやバイラル広告を開発し、広告価値の最大化する。第三段階では mixi のメディア力を活かした新たな収益モデルを創出していく方針。

同社は、2004年3月期に黒字化、2006年3月には mixi の成長により経常利益率が48.2%となった。2007年3月期1Qの時点ですでに前年比50%を達成している。

同社が運営する mixi は、9月14日時点で570万人の会員数を集めるなど、国内 SNS の最大手として知られている。8月の月間 PV は64億とヤフーに次いで2位の規模であり、ネットレイティングスのデータによれば、1人あたり616PV、月間サイト滞在時間3時間55分は、ヤフーを抜いて第1位だ。

笠原氏は成長の要因に、早期にサービスを開始したことに加え、同氏が「国内最大の CGM」と自負するユーザーの「日記」、そして90万を超えるコミュニティを中心に、これまでユーザー同士のコミュニケーションを活性化させるサービスを提供してきたことを挙げる。

これにより、ネットオークションのようにユーザー数が増えれば増えるほどサービスの価値が高まる“ネットワーク外部性”が働いたことで、一気に競合の他サービスを突き放した。現在のところ mixi の収益源は広告収入とプレミアム収益の2つ、大半を占めるのは広告収入だという。

ミクシィのもう一つの事業である Find Job!は IT の分野に特化した求人情報サイト。mixi に広告掲載しており、求人への応募のうち10%が mixi 経由だという。mixi との連携により、求職者の獲得コストと広告費の抑制を実現している。

創業から2005年3月期までは Find Job!が売り上げの中心だったが、2006年3月期4Qに初めて mixi の売り上げが Find Job!を上回った。「今後は mixi が事業の中心になる」と笠原氏。

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