広がりを見せる HP の情報漏洩調査スキャンダルは20日、新たな展開を示した。問題の中心となっているのは、内部調査において報道関係者の通話記録が詐欺的に入手されたという件だが、エネルギーおよび商業委員会は同日、この行為に関わった人物に対して召喚状を発行する案を可決した。
同委員会では、情報漏洩をめぐる HP の内部調査で、同社が調査のために雇った複数の人物に対する召喚状の発行を31対0で可決し、これらの人物が公聴会での証言要請を拒否した場合、証言命令を下すことを決めた。HP は委員会の要請に応え、今週すでに関連文書を提出している。
同委員会の Joe Barton 委員長 (共和党下院議員、テキサス州選出) は、次のように述べている。「調査は急速に進展しており、また委員会への協力を拒む参考人もいるので、今回のケースでは明らかに召喚状が必要だ」
同委員会はすでに、先日辞任を発表した HP 取締役会会長の Patricia Dunn 氏、副社長で法務顧問の Ann Baskins 氏を、公聴会で証言を行なう参考人として指名している。
さらに、HP の社外弁護士 Larry Sonsini 氏と、ボストンでセキュリティ関連会社 Security Outsourcing Solutions を運営する Ron DeLia 氏にも証言を求めている。DeLia 氏は、社内情報がマスコミに漏れた件の調査で HP が雇った社外調査員の1人だ。
「DeLia 氏はすでに調査への協力を拒否しており、召喚状が必要となるだろう」と、監視および調査小委員会の委員長を務める Ed Whitfield 下院議員 (共和党、ケンタッキー州選出) は語った。