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「サービスとしてのソフトウェア」に新概念『SaaS 2.0』が登場製品と同様に、概念にもバージョン番号が付くようになったようだ。その先駆けとなった『Web 2.0』に続き、今回新たに『SaaS 2.0』が登場した。
「サービスとしてのソフトウェア」(SaaS) に対する注目が高まるなか、SaaS についての議論促進を目的としたイベント『SaaScon』が25日と26日、サンフランシスコで開催され、ハイテク業界の関係者たちが SaaS 2.0 という新語を広めて回った。 Web 2.0 が、ユーザー主導型コンテンツや双方向性を中心とした概念であるのに対し、SaaS 2.0 は、従来のソフトウェアサービスに関する取り組みを発展させた概念だ。 調査/コンサルティング会社 Saugatuck Technology の CEO (最高経営責任者) Bill McNee 氏は、自らが提唱した SaaS 2.0 という概念について、SaaS の概念を拡大し、「ユーザー側で配備する」タイプのソフトウェアにさらに多くのソフトウェアサービスを組み込むことを目指すものだと説明する。ユーザー側配備ソフトウェアという表現は、SaaScon の会場で、主にインストール済みのパッケージソフトウェアを指す言葉として用いられた。 「SaaS 2.0 は、ビジネスプロセスの変革に関する概念で、ビジネスサービスの供給や、プログラム可能なサービスを稼動させるプラットフォームにより近いものだ」と McNee 氏は述べている。 SaaS 2.0 は、サービス指向アーキテクチャ (SOA) を拡張や設定、あるいはバックエンドアプリケーションとのより緊密な同期に幅広く利用することで、そうしたホスティング型アプリケーションの企業における利用拡大に取り組む。 この SaaS 2.0 の一角をなすものに、『SaaS Integration Platforms』(SIPs) がある。SIPs は、アプリケーションの共有/配信/管理を行なうとともに、アプリケーションサービスとハードウェア/ソフトウェアプラットフォームを統合するレイヤとして機能するソリューションハブだ。 SIPs は今後、互いに孤立したスタンドアロン型のデータ保管庫という枠を越え、サービスアプリケーションとインストール済みアプリケーションとのより緊密な統合を提供していくことを求められる。 McNee 氏は、SaaS が現時点ではまだアプリケーションの範疇に留まっていると指摘した上で、「この市場はソフトウェアを提供するのみの現状から脱却しなければならない。本質的には、アプリケーションでなく情報を扱うためのものだからだ」と語った。 関連記事
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