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2006年10月2日 09:00

HP 問題の公聴会、幹部らは問題の早期認識を否定

著者Erin Joyceオリジナル版を読む海外海外発
Hewlett-Packard (HP) の内部調査手法問題に関し、9月28日に行なわれた米下院の公聴会で、先ごろ辞任した HP (NYSE:HPQ) 元会長の Patricia Dunn 氏は、同調査において実施された具体的な情報収集手法について、覚えがないとの証言を繰り返した。

米下院エネルギーおよび商業委員会の公聴会における証言の中で、Dunn 氏は、取締役会の機密情報がメディアに漏れたことに対する内部調査で使われた「なりすまし」手法について、CEO の Mark Hurd 氏が知らされていたことも示唆した。

だが Dunn 氏は、その件に関して Eメールやボイスメールが送信されたとは考えていない。

Dunn 氏の後に公聴会で証言した Hurd 氏は、内部調査における調査手法との関与を否定すべく、CEO という職務柄、内部調査で作成された報告書や Eメールのすべてに目を通すことはできなかったと述べた。

HP 取締役、報道記者、それに HP 従業員2人の通話記録を入手するため、「なりすまし」手法が使われたおそれがあることを知らせる重要な Eメールや報告書について、Hurd 氏は、「はっきり言って、私はそれらを読まなかった」という。

Hurd 氏が証言に立つ前には、かなりの時間を割いて Dunn 氏、HP の社外弁護士 Larry Sonsini 氏、HP の IT セキュリティ調査責任者 Fred Adler 氏に対する質疑が行なわれた。いずれも、「なりすまし」手法の適法性に疑問があると気付いていたことを示しかねない証言は避けた。

Dunn 氏に対する質疑の中で、Diana DeGette 下院議員 (民主党、コロラド州選出) は、Dunn 氏が「なりすまし」手法に伴う問題について知ったのは、同氏の主張する2006年6月よりもかなり前の時点だったことを示唆する、元 HP 法務顧問 Ann Baskins 氏のメモに言及した。

Dunn 氏は、Baskins 氏との会話については覚えがないと述べた。なお HP は9月28日付けで、Baskins 氏の辞任を発表済みだ。

Dunn 氏は、「なりすまし」手法について初めて耳にしたのは2006年6月のことだと繰り返した。「そのとき初めて『なりすまし』という言葉が耳に飛び込み、それが引き起こす問題についても理解した」と Dunn 氏は述べている。

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