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ナップスター、定額制音楽配信サービスをついに開始――月額1,280円からナップスタージャパンは3日、5月に発表していた月額定額制(サブスクリプション)の音楽配信サービス「ナップスター」を、タワーレコードと共同で開始した。定額聞き放題の音楽サービスは日本で初の試みだという。
同サービスは専用のナップスターアプリをダウンロードし、会員登録を行って利用する。定額メニューとしては、PC へダウンロードして聴くことができる「Napster Basic」、PC と対応ポータブルプレイヤーへの転送可能な「Napster To Go」が用意されている。アラカルトサービス「Napster a la carte」を利用すれば、楽曲1曲単位からアルバム単位での購入も可能だ。 利用価格は Napster Basic が月額1,280円、Napster To Go が月額1,980円。a la carte の1曲あたりの最多価格帯は洋楽150円、邦楽200円となる。 Napster Basic、Napster To Go では邦楽約2万曲、洋楽約148万曲の計150万曲が聴き放題。Napster a la carte の場合は邦楽約9万曲、洋楽約151万曲の計160万曲を購入できる。サービス開始時点で、276社がナップスターへの楽曲提供を行うことになり、ナップスターは「サービスイン時における洋楽の品揃えでは、国内音楽配信では最大級となる」としている。 ナップスターサービスにおいて、楽曲のダウンロードや再生、楽曲情報の管理、ポータブルプレイヤーへの転送などはすべてナップスターアプリケーション上で行う。これは Apple の iTunes のようなものだ。
ナップスターやタワーレコードが紹介する最新チャートや楽曲検索の結果などから聴きたい曲が見つかったら、右側に表示されている自分のプレイリストにドラッグ&ドロップして追加する。複数の曲やアルバムをまとめて選択することもできる。 Napster To Go プランの場合はプレイリストをポータブルプレイヤーに転送することができる。外部プレイヤーを PC に接続すると右下にアイコンが表示され、転送したい曲を選ぶだけで転送できる。 Napster To Go でダウンロードした楽曲を再生できるポータブルプレイヤーは iriver、Creative、東芝、ビクターの4社から販売されており、携帯電話は富士通のF902iS となる。現在のところ5メーカー計26機種だが、対応製品は今後も順次拡大予定とのこと。ポータブルプレイヤーではケンウッド、SIREN、シャープからのリリースを予定しており、対応携帯電話は出荷ベースで年内200万台を超える見込みだという。 ナップスターはマイクロソフトの Windows Media Technology におけるコンテンツパートナーでもある。配信される楽曲データは、マイクロソフトの著作権保護・管理技術「Windows Media Digital Rights Management 10 for Portable Devices」(DRM10)対応のポータブルプレイヤーまたは携帯電話でなければ転送できない。 ユーザー同士でプレイリストを共有することも可能だ。また米国 Napster 独自のレコメンデーションエンジンが、ユーザーの利用履歴を分析して自動的に楽曲を薦めたり、プレイリストを作成してくれるなど、新たな楽曲に出会うための仕組みも充実している。EC サイト「@TOWER.JP」へのリンクから商品を購入することもできる。
ナップスターの決済方法は、クレジットカードとナップスターカードの2種類。ナップスターカードはタワーレコード81店舗、TOWER CAFE の店頭、全国のコンビニ、郵便局の合計約3万9,000箇所で購入可能。カードはサブスクリプションの利用期間によって、Basic と To Go の各プランでそれぞれ1、3、6か月の3種類が用意される。 米国 Napster プレジデントの Brad Duea 氏は、日本で音楽配信サービスに参入することの意義として、世界第二の市場規模である日本は大きなビジネスチャンスであること、日本人が特に家電や携帯電話の分野において世界の流行の先を行くトレンドセッターであること、そして世界に先駆けて携帯電話と音楽の連携に関するノウハウを構築できることを挙げた。 また Brad Duea 氏は「米国ではサブスクリプションの利用者の方が、アラカルトよりも多くの楽曲を買っているというデータもある」と語り、今回日本で開始するビジネスモデルに自信を見せた。 同社は日本での事業目標として、半年後にアラカルトで月間100万曲ダウンロード、3年後に会員100万人達成を目指すという。
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