カリフォルニア州検察当局、HP 元会長らを起訴Hewlett-Packard (HP) の情報漏洩をめぐる内部調査手法に関する問題について、カリフォルニア州検察当局は、同調査を指揮した HP 元会長 Patricia Dunn 氏をはじめ、関係者らを起訴した。当局は逮捕状の請求も行なっている。
カリフォルニア州検察当局は、カリフォルニア州サンタクララ地区高等裁判所において、Dunn 氏をはじめ関係者4名が重罪を犯したとして起訴した。Dunn 氏以外には、HP の元社内弁護士兼倫理責任者 Kevin Hunsaker 氏、HP から依頼を受けていた Security Outsourcing Solutions の経営ディレクタ Ronald Delia 氏、フロリダ州の情報ブローカー会社 Action Research Group のマネージャ Matthew Depante 氏および Action Research Group 従業員でコロラド州在住の Bryan Wagner 氏が起訴対象となった。 カリフォルニア州検察当局は裁判所に対し、被告5名の逮捕状を求めていた。検察当局によると、Dunn 氏と Hunsaker 氏に関しては、自首させるためそれぞれの弁護士と相談するという。両名以外の人物については、身柄引き渡し手続きを取ることになる。 Dunn 氏は、HP 取締役会から情報が漏れた件について、内部調査を指揮した人物だ。同氏は先月22日、当初発表の予定を早めて辞任している。報道によると、Hunsaker 氏は辞任を拒んだものの、解雇されたという。この内部調査がスキャンダルとなったのは、情報を収集するために「なりすまし」手法を用いたためだ。HP が依頼した外部調査員は別人になりすまし、個人の通信記録にアクセスした。 現在米国議会は、こうした「なりすまし」手法を禁ずる法案を検討中だ。 カリフォルニア州検察当局は、被告5名を4件の重罪を犯したとして起訴した。カリフォルニア州における犯罪行為として挙がっているのは、「詐欺的な有線通信」「コンピュータデータの不正使用」「ID 窃盗」「これら3件の犯罪に関する共同謀議」だ。 4件の罪状すべての量刑は、最長で3年の実刑と、罰金刑が共謀以外の3件それぞれについて最大1万ドルになる。 訴状では1番目の罪状として、被告らが、HP の取締役、報道機関の関係者および家族たちなど12人の個人について、電話会社から請求記録などの親展情報を得るため、「虚偽かつ詐欺的な、なりすまし」を行なったとしている。 Hunsaker 氏と3人の社外調査員は、自身が有罪になる発言を避けるため黙秘権を行使し、先月28日に米下院エネルギーおよび商業委員会が開いた公聴会において、証言を拒否した。 一方、HP の元会長 Dunn 氏と現 CEO の Mark Hurd 氏は、同公聴会で様々な証言を行なった。 Dunn 氏と Hurd 氏は同公聴会で、「なりすまし」手法を用いたことは、スキャンダルが明るみに出るまで知らず、それを容認した事実はないと主張している。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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