|
あなたが最も利用しているのはどれですか?
|
「アイテニアム」と読んで!と叫び続けた〜ISA が1年間の活動を報告活動2年目を迎えた Itanium Solutions Alliance(ISA)は、2006年10月5日、発足からの活動と今後の取り組みについて、日本地域の代表者およびグローバルアライアンス代表が報告を行う記者説明会を開催した。
Itanium Solutions Alliance は、Itanium ソリューションの普及促進と、基幹・科学技術計算システムでの業界標準化を目指して発足したグローバルアライアンス。活動報告の記者説明会は国内では2月以来、2006年においては2度目となる。 説明会では、まず、Intel のデジタル・エンタープライズ事業本部副社長兼サーバー・プラットフォーム事業部長の Kirk Skaugen 氏がグローバルでの ISA の発表について説明を行った。 ISA の目的のひとつに、開発者向けプログラムの実施によるアプリケーションの増加があり、このプログラムとして「Developer Days」などが開催され、ISV 向けトレーニングの実施や、アプリケーションのポーティングをグローバルに支援する「Itanium Solutions Center」の設立などが行われている。 これらの成果として、Skaugen 氏は、「2006年9月で、Itanium 対応アプリケーションが1万種類を超えている」と述べた。この数字は、ISA 設立時の2倍となっている。 システム導入の拡大も、もちろん ISA の目的の1つ。グローバルでは、Itanium ベースシステムの出荷金額は、2006年上期には、対 Power で42%、対 SPARC で 45% と、RISC 勢を追い上げている状況。 日本国内においては、対 Power で104%、対 SPARC で 117% と、世界を牽引する規模を達成している。 次に、ISA の日本地域委員長である、NEC の泓宏優氏から、ISA の日本における1年目の活動状況が報告された。 日本でも Developer Days の開催や、ソリューションカタログの発行、Oracle Open World や Linux World など業界イベントへの参加に加えて、日本語キャッチフレーズの募集など、活発な啓蒙活動が行われている。日本語キャッチフレーズは「IT でビジネスを変革、加速する Itanium ソリューション」に決定し、使用されている。 泓氏は「この1年、“アイテニアム”と読んでくださいと叫び続けた」と述べ、ISA 発足からの1年は、キャッチフレーズ募集などを含め、市場への啓蒙活動を中心に行ってきたことをアピールした。 2年目のこれからは、メンバーのビジネス拡大に貢献するため、セールスツール、ホワイトペーパー、事例など、ソリューションの啓蒙を辞尽くした活動に加えて、ソフトウェアベンダだけではなく、システムインテグレータとの協業も視野に活動していくという。 また、ISA は国内での2007年末までの販売金額目標を、対 RISC システムで50%に設定していたが、これが2006年中に達成する見込みであるという。このため、目標は「2007年には対 RISC サーバ市場60%」へ上方修正されている。 続いて、各社から Itanium ソリューションへの取り組みが紹介された。 日本 SGI からは、取締役常務執行役員リサーチ・サイエンス統括の畠中有道氏が説明を行った。日本 SGI では、SGI Altix サーバーを、HPC(科学技術計算)市場を中心に提供している。 NEC からは、第一コンピュータ事業本部長の西川岳氏が登壇した。NEC はビジネス領域と HPC 領域で Itanium ソリューションを展開しており、2005年度までの NEC Itanium サーバーの累計出荷台数は3,000台、2006年上期では4,000台を超えるという。また、NEC 内の RISC:Itanium の構成比は75%に上るという。 日本 HP からは、執行役員エンタープライズ ストレージ・サーバ統括本部長の松本芳武氏が登壇。HP は、「Integrity」サーバーにおいて、Itanium 搭載モデルを展開している。HP も、NEC と同様に、RISC:Itanium の構成比は75%という。 日本ユニシスは、新しいモデルとして「ES7000/one デュアルコア Itanium 2 シリーズ」をラインアップ。説明を行った商品企画部部長の岩藤誠氏は、Xeon と Itanium の混在ができることが日本ユニシスのソリューションの特徴であると述べた。 日立製作所の情報・通信グループ エンタープライズサーバ事業部副事業部長である渡部眞也氏は、同社の Itanium ソリューションの特徴のひとつとして、インテル バーチャライゼーション テクノロジーを活用した仮想化機構を挙げた。日立ではブレードサーバー「BladeSymphony」を中心に Itanium ソリューションを展開している。 最後に、富士通のマーケティング本部 PRIMEQUEST ビジネス推進室長である大森真人氏が説明を行った。富士通の PRIMEQUEST は、Itamnium 2 と自社開発のチップセットにより構成されており、メインフレームの置き換えから、DB オープンサーバーの再構築、SAP プラットフォーム、HPC と幅広く展開されている。 今後は、半年に1回のペースで ISA の活動報告を行っていくという。
関連記事 最新トップニュース
|
「端末メーカ各社の海外動向−2009年度上期−」(2月9日)
2009年12月16日(水)開催 10周年記念セミナー
報告レポートはこちら
|