『Vista』は予定通り出荷とアナリストが予測次期 OS『Windows Vista』に関して、Microsoft (NASDAQ:MSFT) はひょっとすると状況を好転させつつあるのだろうか。
開発遅延と出荷延期を繰り返してきた Vista だが、ある金融アナリストによれば、今度こそ予定通り出荷されるかもしれないという。 証券会社 Goldman Sachs のアナリスト Rick Sherlund 氏は、投資家に宛てた書面の中で、Vista の最終テスト版の準備が、早ければ今週末にも整いそうだと述べた。この見通しによって、企業向けには11月、一般向けには2007年1月末にも Vista が提供開始となる可能性が高まった。 「5月発表のベータ版が問題だらけで、われわれは出荷予定のスケジュールに懐疑的だったが、開発チームはパフォーマンス/信頼性/互換性の問題解決で大きく前進しているようだ」と Sherlund 氏は書面で述べた。 さらには、Vista なしでホリデー商戦に臨むパソコンメーカーが、顧客をひきつける作戦として、今月末からアップグレード用クーポンを提供する可能性もあるという。 「Microsoft は目下、パソコンメーカー各社とクーポンの内容に関して協議中だ」と Sherlund 氏は述べた。ただし、具体的な提供時期やアップグレード費用を誰が負担するのかといった詳細は不明だ。 現時点で Microsoft からのコメントは得られていないが、Sherlund 氏は、同社が四半期決算を発表する10月26日には、より詳しい情報が判明するかもしれないと述べている。 Sherlund 氏の楽観的な見通しは、2007年第2四半期より早い Vista の出荷はないとする5月段階のアナリスト予測を覆すものだ。 だが、Vista にはなお不安材料が残る。 競合する Adobe Systems (NASDAQ:ADBE) や Symantec (NASDAQ:SYMC) が表明している懸念に関して、ヨーロッパの規制当局が Microsoft に対し、何らかの形で Vista の変更を求める事態となれば、出荷の予定はさらに遅れる可能性がある。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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