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2006年10月17日 12:30

IBM、業務情報活用を支援する『IBM Information Server』を発表

著者Clint Boultonオリジナル版を読む海外海外発
IBM (NYSE:IBM) は16日、顧客企業のアプリケーション統合を支援するオールインワン型ソフトウェア『IBM Information Server』を発表した。同ソフトウェアには、アプリケーションサーバーの『WebSphere』とデータベース『DB2』が付属する。

同製品の発表は、IBM の情報管理担当副社長 Tom Inman 氏が、カリフォルニア州アナハイムで開催中のカンファレンス『IBM Information On Demand 2006』の席上で行なった。

Information Server は、Ascential Software、Venetica、Unicorn Solutions、CrossAccess などから獲得した技術や自社開発技術のほか、IBM の長年に及ぶ情報統合の経験を詰め込んだ製品だ。

同製品は、顧客企業システム上に散らばった複雑な異種混合データから、より大きな価値を引き出せるよう支援するものだ。そのために、分散したデータソースの把握をはじめ、データ洗浄による一貫した品質の確保、利用意図に合わせた変換および再構成、必要な形式によるデータ取り出しを実現する。

これは、信頼の置ける正確かつ完全な業務情報を活用できない組織にとって、渡りに船だ。

「情報オンデマンドを配備する上で難関の1つは、情報をどこに格納しているのかという点だ」と IBM の Inman 氏は説明し、次のように語った。

「たとえば小口銀行の場合、誰が顧客なのかを知りたくとも、顧客情報が至るところに散在しているため、把握するのは困難だ」

IBM は Information Server の出荷を、自社および提携企業を通じて世界各国で11月に開始する。もちろん業務サービスのサポートも付く。

また同社は2007年に、顧客企業によるスケーラブルな情報グリッド構築を支援するため、Information Server をベースとしたブレードサーバー オプションの提供を予定しているという。

Information Server は、同社の情報オンデマンド戦略の基盤となる製品だ。IBM Software Group 副社長の Steve Mills 氏は今年2月、上述したような的確な情報活用を支援するため、情報管理分野に10億ドルを投じると述べていた。同社は情報管理ソフトウェア市場について、2009年までに690億ドル規模に達すると見込んでいる。

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