Webビジネス 2006年10月23日 09:00

MS、企業内パソコン配備の柔軟化ツールで『Vista』移行促進を狙う

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2006年10月23日 09:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

Microsoft (NASDAQ:MSFT) は先ごろ、企業内におけるアプリケーションおよびデスクトップ パソコンの配備や管理作業の効率化と柔軟化を実現するツール、『Desktop Optimization Pack for Software Assurance』の提供予定を発表した。

Microsoft は、4種のツールから成る Desktop Optimization Pack の出荷を、2007年1月より順次開始する予定だ。Desktop Optimization Pack を構成するのは、『Asset Inventory Services』『Advanced Group Policy Management』『Diagnostic and Recovery Toolset』『SoftGrid』の4つだ。

まず1つ目の Asset Inventory Services だが、これは従業員のパソコン上に存在するアプリケーションをすべてスキャンして見つけ出し、正確かつ最新のソフトウェア一覧を作成するものだ。

2つ目の Advanced Group Policy Management は、任意グループに対するポリシー設定の集合『Group Policy Object』(GPO) の制御を強化し、従業員の役職や役割に応じて、特定作業を実行する上での管理を、IT 管理者が委託したり割り当てたりすることが可能になる。

次に Diagnostic and Recovery Toolset は、言うなれば標準自己診断ツール『Dr. Watson』の強化版で、パソコンに生じたトラブルの原因を迅速にピンポイントで特定し得るほか、消失データの復旧や、クラッシュ後分析による以後のダウンタイム発生防止に役立てることができる。

最後に SoftGrid だが、これはアプリケーションを「仮想化」し、各デスクトップ パソコンにインストールしなくとも利用できるようにするものだ。各アプリケーションは、個別のネットワーク サービスとして動作する。SoftGrid により、アプリケーションの一元的な配備と管理が可能となり、社内における互換性問題を最小限に抑えることができる。

Microsoft で『Windows』クライアント製品マーケティング グループのシニアディレクタを務める Gavriella Schuster 氏は、運用アプリケーションの一覧作成ツールや強化型のグループポリシー管理ツールを利用すれば、より綿密なアプリケーション管理が可能になり、『Windows Vista』への移行が一層容易になると述べた。

Microsoft は、ボリュームライセンスを通じて、Desktop Optimization Toolkit の出荷を段階的に行なう。第1弾は SoftGrid で、2007年1月に出荷開始の予定だ。SoftGrid 以外のツールについては、2007年の春から夏にかけて順次出荷する。同ツールキットの価格は、デスクトップ1台につき年額10ドルという設定だ。

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