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2006年10月25日 12:00

Oracle が企業向け「Web 2.0」に進出

Oracle (NASDAQ:ORCL) が、「Web 2.0」の潮流に乗ろうとしている。

Oracle は24日、サンフランシスコで開催中の『Oracle OpenWorld』(22日-26日) で、『Oracle WebCenter Suite』を発表した。ミドルウェア製品群『Oracle Fusion Middleware』の新製品として投入するもので、Web 2.0 にのっとったソフトウェア サービスを用いて、企業の従業員の連携向上を図るという。

同製品はまた、開発者がプロプライエタリなシステムや旧式アプリケーションの制約に縛られず、真に相互運用性のあるアプリケーションを構築できるよう支援する。Web を介していつでも、どこでもコンピューティングというのは、重要でありながら開発の遅れがちな領域だ。

この日基調講演に立った Oracle 副社長 Thomas Kurian 氏は、WebCenter Suite について次のように語った。「まず第1に、同製品は標準ベースのミドルウェアを完全に取り揃えており、サービス指向アーキテクチャ (SOA) を利用するのに必要な能力をすべて備えている」

第2に Kurian 氏は統合性を挙げた。「すべての要素が連動するよう設計されており」、単一コンソールで全ユーザーのプロフィールを管理する ID 管理や、アクセスの一元管理が可能だという。

第3の、そしておそらく最も重要な特長は、標準ベースになっている点だと Kurian 氏は述べた。「WebCenter Suite はホットプラグ可能で、従って、すでに利用している他社製ミドルウェアのコンポーネントと併用できる」。すなわち、IBM (NYSE:IBM) の『DB2』や NCR の『Teradata』の最新版、Microsoft (NASDAQ:MSFT) の『SQL Server』、SAP の『Business Information Warehouse』といった製品への投資を無駄にしなくてすむというわけだ。

Oracle はこの前日の23日にも、SOA 製品やデータベース ソフトウェアの強化計画、および MetaSolv Software の買収など、複数の発表を行なっている。

Oracle や IBM、Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW)、Microsoft などのソフトウェアベンダーはこのところ、従来型のポータルやアプリケーションの提供から、統合プラットフォームを通じて Web 2.0 の技術をエンタープライズ顧客に振り向けるやり方へと、急速に重点を移しつつある。

一方で、エンドユーザーの力を強化することも忘れてはいない。「企業内ユーザーが IT 部門に依存しなくても情報を得られるようにしたい」と Kurian 氏は述べた。

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