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『Vista』の製造工程向けリリース遅れで、正式出荷予定にも暗雲か台湾の業界紙『DigiTimes』オンライン版が、Microsoft (NASDAQ:MSFT) の次期 OS『Windows Vista』は、製造工程向けリリース (RTM) が11月第2週までずれ込むと報じた。その結果、正式出荷予定に影響が及ぶ可能性も出てきた。
同紙によると、RTM が遅れる理由は、当初パソコンメーカー向けにリリース予定だった Vista の RTM ビルドに、『Windows XP』ベースのシステムからアップグレードを行なった際、フリーズが発生する問題が新たに見つかったためだという。 当初 Microsoft はメーカー各社に対し、10月中にも RTM 版を提供すると通知していたが、今回見つかった致命的な問題解消のため、RTM 版提供時期を遅らせざるを得ない可能性が出てきた。 Microsoft の広報担当者は、DigiTimes の報道の中で「Windows Vista について、企業向けが11月、一般向け出荷が2007年1月という予定のまま、順調に作業は進んでいる」と述べた。 ただし同社は、Vista の製造工程向けリリース日について公式回答を避けている。 調査会社 JupiterKagan のアナリスト Joe Wilcox 氏に取材したところ、同氏は最終リリース間際の遅れが及ぼす影響について、Microsoft が11月末に企業向けリリースを行なうことで、自ら課した企業向けの提供は11月という期日に間に合わせることができると述べた。 しかし、来年1月に設定した一般向けの出荷開始予定については、もっと厳しくなる可能性があるという。 Wilcox 氏は、パソコンメーカー各社が Vista 搭載パソコンを出荷するには、2か月前に同 OS を入手する必要があると述べている。Microsoft がうまく事を運ぶには、2007年1月8日から11日にかけて、ラスベガスで開催予定の家電見本市『Consumer Electronics Show』(CES) に間に合うよう、十分な時間的余裕をもってパソコンメーカーに Vista を提供しなければならないと指摘した。 同氏の指摘通りとすれば、Vista の製造工程向けリリースは、遅くとも11月8日までに行なわなければならない。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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