NetApp の新製品投入で SAN 市場の競争が激化?SAN (ストレージエリアネットワーク) 市場における競争が激化する様相を呈してきた。
Network Appliance (NetApp) は中規模企業向けの新製品を複数投入し、ストレージ市場に攻勢をかけようとしている。 NetApp (NASDAQ:NTAP) の新製品『FAS3070』と『V3070』は、データセンター向け製品として EMC (NYSE:EMC) の『CLARiiON CX3-80』および Hewlett-Packard (HP) の『StorageWorks EVA8000』と直接競合する製品だ。FAS3070 および V3070 の両ハードウェアは、最大252テラバイトまで拡張可能で、4Gbps ファイバチャネル SAN (FC SAN)、10Gbps イーサネット iSCSI、NAS といったストレージ プロトコルに対応する。 単一ハードウェアで、ファイバチャネル、IP SAN、NAS をベースにしたアプリケーションすべてをサポートする点は、CX3-80 や EVA8000 にない優位性だ。 NetApp は NAS 市場を長年牽引しており、単一ハードウェアで3つのストレージ プロトコルすべてに対応することを使命とし、さらに SAN 市場でも EMC および HP (NYSE:HPQ) などの競合を追い上げたい考えだ。 両ハードウェアは、CX3-80 および EVA8000 が持たない機能性も備える。具体的には、2重パリティの『RAID6』(RAID-DP) や、高性能スナップショット機能、シン プロビジョニングなどだ。 なかでも、FAS3070 が備えるおそらく最大の特長は、単純に FAS3070 からコントローラを取り出し、ハイエンドのストレージ アレイ『FAS3060』に組み込むだけで、ストレージ容量を420テラバイトまで大幅に増やせることだろう。 NetApp の製品およびパートナー担当副社長 Patrick Rogers 氏によると、FAS3070 が備えるこの特長により、IT 管理者はデータの移し変えや、ハイエンドマシンの取り扱いに関するスタッフの再教育に要する時間を削減できるという。 これに対して EMC や HP のシステムは、よりハイエンドのシステムにアップグレードする際、ハードウェアおよびソフトウェアを完全に入れ替えなければならない、と Rogers 氏は強調した。 FAS3070 の最大の特長はこの優れた拡張性だが、V3070 は仮想化エンジンが特長で、HP や IBM (NYSE:IBM) など競合他社のストレージアレイを包括して扱えるため、他社製品を排除しなくとも NetApp 製品の機能性を用いることができるという。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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