Novell、Microsoft との提携について具体的な内容を発表先週、Novell (NASDAQ:NOVL) と Microsoft (NASDAQ:MSFT) が提携を発表したが、その内容は美辞麗句が並ぶばかりで、詳細についてはあまり触れておらず、特に金銭面の詳細はよく分からなかった。
両社の提携発表以来、オープンソース界では激しい批判の嵐が続いている。その中で Novell は7日、提携の具体的な概要を明らかにした。同社は提携を通じ、Linux の天敵とされる Microsoft から、今後5年間に3億4800万ドルを受け取るという。 Novell が米証券取引委員会 (SEC) に提出した書類によると、Novell が Microsoft から受け取る金額には、『SUSE Linux Enterprise Server』(SLES) のサポートサービス「引換券」の対価2億4000万ドルが入っている。書面によれば、Microsoft は同引換券を自身で利用したり、顧客に配布または再販できるという。 同引換券は、SLES の期間契約型サポートサービスを Novell から受けることができるというものだ。先週の発表記者会見で、Microsoft の CEO (最高経営責任者) Steve Ballmer 氏は、7万枚の引換券 (Ballmer 氏はクーポンと称していた) を調達すると述べている。 次に、互いの特許を相互に融通する部分だが、Novell は Microsoft から特許使用料として1億800万ドルを受け取り、反対に Novell から Microsoft には、少なくとも年額4000万ドル、5年間で総額2億ドルを支払う予定だ。同特許契約では、Microsoft が自社の特許権を、Novell の Linux 顧客に対して主張しないと明言している。 先週の提携発表以来、オープンソース界ではこの特許契約が激しい論争の種になった。一部のグループは、提携そのものが『GNU 一般公衆利用許諾契約』(GPL) に背くものだと主張している。GPL は、多くの Linux パッケージ (Linux カーネル自体も含む) が採用しているライセンスだ。 両社の提携関係は2012年1月1日に切れるという条件だが、合意条項の1つは2年早く期限を迎える。その条項とは一種の制限条項で、内容は次のようなものだ。「Microsoft は今後3年間、他のいかなる Linux ディストリビュータとも、Novell 以外の Linux と『Windows Server』の組み合わせによる仮想化ソリューションの採用を、SLES サポートサービス『引換券』配布プログラムと類似したプログラムを通じて促進するような契約を結ばないことに合意する」 関連記事 最新トップニュース
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