|
任天堂が、大画面の「ニンテンドーDSi LL」を発表。欲しいと思いますか?
|
IE 7 と適合しないアプリケーションの対処法
Microsoft が先月公開した Internet Explorer 7 には、同社の5年前の製品である IE 6 に優る利点がたくさんある。しかし、Intuit の会計ソフト QuickBooks 2004、2005、またはオリジナル版2006 のユーザーにとってはそうではないようだ。
Intuit のエグゼクティブによれば、QuickBooks のこれら該当バージョンの小規模企業用会計ソフトウェアのユーザーが IE 7 をインストールすると、“page not found”(ページが見つかりません)というエラーメッセージが表示されたり、突然クラッシュしてしまうとのこと。 しかも IE 7 と不具合を起こすプログラムは QuickBooks だけではない。ブラウザのアップグレードをする前に、以下の注意を読んでほしい。 小規模企業の経理ソフト QuickBooks 商品グループマーケティングマネージャの Theresa Geraghty 氏によると、QuickBooks のユーザーが IE 7 をインストールすると、以下の症状のいずれかを経験する可能性があるとのこと。 ・“ナビゲータ”ページ使用時に問題が生じる ・ QuickBooks の機能を使用しようとすると“Page not found”エラーが生じる ・ ヘルプを使用すると突然クラッシュする Intuit の関係者によると、先月発売された新しい QuickBooks 2007 では、このような IE 7 との不具合は見つからないとのこと。QuickBooks 2006 のユーザーについては、“自動更新”が使えたり、リリース8に手動で更新しているなら問題ない。Geraghty 氏によると、今のところ QuickBooks 2004 や 2005 などの旧バージョンについては回避策がないが、バージョン 2005 については12月中旬までに無料アップデートサービスを開始できる予定とのこと。 QuickBooks 2005 以前のバージョンの修正は大変な作業で、さもなければ IE 7 の発売後すぐに用意できていたはずだ、と Geraghty 氏は説明する。一方 Intuit は、不具合を起こしているユーザー向けに、IE 7 をアンインストールして IE 6 に戻すよう勧めている。 また QB 2005 を新しい QB 2007 にアップグレードすることでも、不具合をなくすことができる。しかし、アップグレードには新規購入の場合と同額の費用がかかり値が張る。 QB 2007 のエントリーレベル、プロフェッショナル、プレミア版はそれぞれ99.95米ドル、199.95米ドル、399.95米ドルである。 その他にも、Intuit の製品で IE 7 の影響を受けている製品がある。詳しくは、同社の IE 適合性ページを参照のこと。 同じ状況にあるその他のアプリケーション QuickBooks との不具合は、多くの Windows ユーザーに影響を与える IE 7 の“gotcha”(機能ミス)かもしれない。Intuit の記録によると、QuickBooks のアクティブユーザー数は現在およそ370万人にのぼるとのこと。QB 2007 の発売前の時点で、QB 2006 の販売部数は約140万コピーだった。ということは、いまだに200万人もの人が QB 2005 以前のバージョンを利用している可能性があるということになる。 しかし QuickBooks 以外にも、問題の大きさはそれぞれ異なるが、IE 7 と何かしらの問題を起こしているソフトウェアアプリケーションの数は驚くほど多い。IE 7 は理論上は Windows とは異なるプログラムであるが、さまざまな方法で Windows に組み込まれている。 ・Microsoft Word 2003 では、IE 画面内で編集した一部の文書について、画面を閉じてしまうと変更点を保存をしないという現象が起きている ・IE 6 では問題がなかった HTML の手順をセキュア(https) Web ページで行うと、セキュリティ警告が出される ・Microsoft Visio 2003 については、Visio の“Web ページとして保存”機能としてファイル内で VML(Vector Markup Language)を使っている場合、そのファイルを開くことができない これらの問題を含め、他の多くの問題について Microsoft の IE 7 トラブルシューティングページに解説が出ており、手動で行える回避策が紹介されているものもある。 IE 7 も完璧ではない 個人的には、IE 6 のユーザーはみな、セキュリティの改善のためにできる限り早く IE 7 にアップグレードすることを勧めている。しかし“できる限り早く”とは、この場合、IE 7 を稼動させる前に、会社のシステムで問題なく機能することを確かめた上でということだ。 この新しいアプリケーションが起こす可能性のある思いがけない行動を事前に把握してもらうために、Microsoft は IE 7 ソリューションセンターを設けている。このページは、IE 7 の自動更新機能のオプションについて説明した文書にリンクしており、IE 7 と会社のシステムとに不適合が見つかり、会社全体で IE 7 のインストールを少し遅らせたい場合、ユーザーにアップグレードの通知をしないように設定する方法も出ている。 最後になるが、IE 7 でセキュリティは改善されたものの、いわゆるインターネットゾーンの簡単な設定を少し変えるだけで、その安全性をさらに向上できることがわかった。こうすることによって、ユーザーは PC にウィルスを感染させようとする不正サイトから身を守ることができる。詳細については別記事の “ IE 7 needs tweaking for safety” を参照してほしい。 結論 完璧なソフトウェアなどないのだ。そして IE 7 はこの格言のいい例だ。幸運にも IE 7 はインストールすることもできるし、インストールしないという選択も可能だ。IE 7 を使うことで起こる可能性のある問題については、Microsoft や Intuit、その他の会社から広く情報が提供されている。 関連記事 最新トップニュース
|
|