コンピュータ不要の Skype 対応電話機が登場通信機器などを手がけるデンマークの RTX は先ごろ、VoIP 通話と通常回線通話の両方に対応した電話機『DUALphone 3088』を発表した。
RTX の説明によると、DUALphone 3088 が対応する VoIP サービスは Skype で、同サービスを利用する際コンピュータが必要ないという。もちろん、ブロードバンドのインターネット接続は必要になる。 同社は12月1日から、ヨーロッパの一部小売店および Skype のオンラインストアで DUALphone 3088 の販売を開始する。こうした製品は、より馴染み深い方法で VoIP を利用できるようにするという流れの一部で、今年の家電見本市『2006 International CES』でも、Netgear と Skype が同様の製品開発を発表していた。 今回、RTX がコンピュータ不要の Skype 対応電話機を発表したことについて、調査会社 IDC の VoIP アナリスト Will Stofega 氏は、Skype が新しい事を試みていると示すさらなる証左だと語った。アナリストらは、Skype の人気を確信してはいるものの、その程度を信頼のおける数字で示すことができる人はごくわずかだ。Skype では同社の無料 VoIP クライアント ソフトウェアのダウンロード数について、これまでに1億回を数えると述べている。 しかし、同じく調査会社 Frost & Sullivan の上級アナリスト Linda Starr 氏は、「こうしたダウンロード回数は何も意味しない」と語る。同氏は Skype サービスについて、世界に780万人のユーザーがおり、そのうち300万人が有料サービスの顧客だと語った。同氏によれば、米国の有料 Skype サービス顧客は30万人で、地域別に見るとおそらく同国が Skype にとって最も小規模な市場だろうという。 Skype の成功度合いを判断するのは困難だが、Skype の持つ影響力の大きさは明らかだ。Skype は企業におけるインスタント メッセージ環境として一般的になっている。ただし、企業における普及をさらに進めるには、Skype クライアントの正当性を獲得しなければならないと、IDC の Stofega 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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