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SEM クロスメディアクロスメディア、というコトバが日本で言われはじめたのは、たしか2,000年前後であったように記憶している。
それまでも広告予算を持つナショナルクライアントは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の4マスメディアや交通広告、屋外広告などでキャンペーンを同時に展開させる“メディアミックス”をごくあたりまえに行っていた。 そこにインターネットという新しいメディアが生まれ多くのヒトが集まるようになると、インターネットの特徴である即時性、双方向性などを生かして興味や関心を持った商品やサービスの詳細な情報の検索、ショッピング、購入後の感想の共有など、消費行動(AISAS)の流れの中でメディアとメディアをつなぎ、時には補完し、足し算(+)ではなく掛け算(×)の効果を生み出すような広告戦略ができるようになり、クロスメディアというコトバが生まれた。 だからクロスメディアは、ある意味インターネットが主導する戦略ともいわれている。個人的には、主導する、というのはちょっと言いすぎのような気がしているが、歴史ある先輩メディアと一緒にインターネットが重要な役割をさせていただいているということは事実だと思う。 複数のメディアで展開されるクロスメディアのキャンペーンでは、複数メディアでの展開による掛け算(×)の相乗効果を引き出すために、マスメディアからサーチエンジン、検索結果から企業の Web サイトへと移動する消費者がそれぞれのメディアにおいて適切な情報を得られるようにスムーズな誘導をすることが必須で、すべてのメディアにおいて キーワード(キャッチコピー)やクリエイティブイメージなどが一貫して提供される“メディアの串刺し”によるプランニングが成功の鍵をにぎっている。 まあ当たり前のことなのだが、それぞれのメディアにはそれぞれのプロがおり、それぞれのスタンスがあり、どうやら意外と難しいようだ、というのがここしばらくのマーケッターの本音であるようだ。 だから、何かがあるといつもすべての部署からヒトが集まってひとつのテーブルで議論をすることが大切だ。プロデューサーを中心にクリエイティブ、コピーライター、リスティング、SEO、イベント、Web 制作、PR。全員がそれぞれのプロフェッショナルだ。 たとえば SEM のキーワードとなるキャッチコピー。まず、クライアントの会社が打ち出したいテーマにあっているか。紙媒体での広告クリエイティブと調和しているか。コトバとしてステキかどうか。そして、SEM 効果が見込めるコトバかどうか。 時には全員考えていることが違うこともある。でも全員が、プロとしてのしっかりした根拠を持っている。ではクロスメディアとしての最適な答えは何なのか。落としどころが決まるまで、何度も話し合うことが重要になる。(sweetcandy) 記事提供:ファンサイド AG
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