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Yahoo! と IBM、企業向け検索ソフトウェアを無料提供Yahoo! (NASDAQ:YHOO) と IBM (NYSE:IBM) が企業向け検索市場で手を結び、エントリレベルの無料検索ソフトウェア『IBM OmniFind Yahoo! Edition』の提供を開始した。同ソフトウェアは、エントリレベルの企業検索エンジン市場において、Google (NASDAQ:GOOG) の独占状態をおびやかす可能性を秘めたものだ。
IBM と Yahoo! によれば、無料の IBM OmniFind Yahoo! Edition は、最大50万件の文書をインデックス化でき、200種類以上のファイル形式と30以上の言語で利用可能だという。また、この新しい企業向け検索ソフトウェアは、わずか3回のクリックでインストールができるほか、オープンソースの検索エンジンライブラリ『Apache Lucene』を採用して、複数プラットフォームでの全文インデックス作成を可能にしている。 IBM は以前から『OmniFind』ブランドの企業向け検索製品を手がけているが、今回無料でダウンロード提供する IBM OmniFind Yahoo! Edition は、Google が提供する人気の検索アプライアンス『Google Mini』と完全に競合するものだと、あるアナリストは指摘する。 2003年以降、Google は『Google Search Appliance』、および小規模企業が利用しやすい低価格の Google Mini を投入することで、エントリレベルの企業向け検索市場を支配してきた。しかし、無料でダウンロード提供される IBM OmniFind Yahoo! Edition は、価格約2000ドルの Google Mini、3万ドルの Google Search Appliance と同レベルの使いやすさと性能を備えている。 これで Google がエントリレベルの検索市場を独占できなくなることだけは確実だと、調査会社 Forrester Research のアナリスト Matthew Brown 氏は指摘する。IBM、Yahoo!、Microsoft (NASDAQ:MSFT)、Oracle (NASDAQ:ORCL) などの参入によって、企業向け検索市場は多層化が進んでいる。IBM OmniFind Yahoo! Edition の提供開始は、こうした企業の利益を増やすものではないが、Google に代わるものを求めていた企業の IT 担当者たちにとっては大きな利益だと、Brown 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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