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2006年12月18日 06:50

AMD、2008年までの見通しと開発計画を発表

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
グラフィック プロセッサ (GPU) 製品メーカーの ATI Technologies を買収した AMD (NYSE:AMD) が、向こう2年間の戦略と計画を明らかにした。あらゆるレベルでの GPU 技術統合を目指している。

AMD は金融アナリストとの会合において、2007年の経費削減額が、ATI Technologies 買収のシナジー効果によって、当初予測の7500万ドルからその倍の1億5000万ドルに達する見込みだと発表した。同社 CFO (最高財務責任者) の Bob Rivet 氏によれば、2008年の経費削減額はさらに2億ドルにまで拡大するという。

そのほか売上高についても、同社は製品のシナジー効果によって、2007年に8000万ドルないし1億6000万ドルの売上増、2008年に2億ドルないし4億ドルの売上増を見込んでおり、さらに、2007年の同社 CPU 事業の成長率が、業界平均の10%ではなく、その倍の20%になると強気の展望を示している。

AMD は7月、ATI Technologies を54億ドルで買収すると発表した。10月に買収手続きを完了すると、AMD は早速、CPU と GPU の統合型プロセッサ、モバイル コンピューティング、ゲームその他の市場に向けた計画を打ち出した。

その1つが、CPU に GPU を組み合わせた『Fusion』の開発計画だ。CPU と GPU の統合型プロセッサ自体は目新しいものではなく、実際、Intel は何年も前からグラフィック機能統合型のチップ製品を提供している。だが、Intel の製品は、ATI Technologies やその主要な競合相手 NVIDIA (NASDAQ:NVDA) の独立型 GPU にパフォーマンス面でほとんどかなわないのが現状だ。

GPU を CPU に統合しようというアイディアは、近年急速に性能が向上している GPU の能力をもっと活かし、画像処理以外にも利用することを目的としている。

「CPU と GPU を統合する理由の1つは、GPU の汎用化が進んでいることだ。だが、そのためには CPU の特徴である汎用的な演算機能を GPU にも持たせなければならない」と、AMD の副社長で最高営業/マーケティング責任者の Henri Richard 氏は、金融アナリストたちとの会合の中で述べた。

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