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Webビジネス2007年1月16日 10:00

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オーバーチュアスポンサードサーチにおいて、あるキーワードで1位での掲載を狙い、1位での出稿が可能な金額で入札を行ったにも関わらず、すぐに競合の企業による入札が行われ、1位を取られてしまったという経験はないだろうか。また、入札価格チェックツールであるキーワードの入札価格を調べている際に、1位100円、2位99円、3位9円、といったように、上位のキーワードと下位のキーワードの入札価格に非常に大きな乖離が発生している状況を見かけた経験はないだろうか。これらの現象は、自動入札ツールによって起こされている可能性が高い。

自動入札ツールは、予め設定をした入札のルールに従い、機械的に入札を行うツールである。例えば、あるキーワードにおいて、CPC が100円未満であれば、常に1位に掲載されるように入札する、というようなルールだ。自動入札ツールを使用すると、入札という作業が自動化されるため、入札に費やしていた工数を削減することができることがメリットとして挙げられる。その反面、機械が入札を行うので、入札の状況に異常が発生した場合のチェックが甘くなることがある。異常とまでは言えないかもしれないが、代表的な現象としては、先に挙げた、自動入札による入札価格の高騰による上位のキーワードと下位のキーワードでの入札価格の乖離がある。

つまり、自動入札ツールは非常に有効な「ツール」ではあるが、ツールはツールに過ぎず、導入するだけで成果は上がらない。成果を上げるためには、使用者がそのツールの特性とリスティング広告媒体の特性の両方を理解し、効率的な運用を行う必要がある。具体的な運用方法としては、入札ルールごとにリスティング広告のカテゴリを分けたり、異常検知のために人間の目でモニタリングするキーワードを決めておくことなどが挙げられる。ここで挙げた方法は、あくまでも一例であるが、効率的な自動入札ツールの運用を行うに当たって意識することは、現在の入札状況をできる限り「見える化」することにある。

今や大規模な広告主では万単位でのキーワードを入札しており、手動で管理するのは不可能な程に登録キーワード数が増えてきている。リスティング広告の運用にノウハウがある代理店でも、物理的に管理が難しくなってきているし、効率的に自動的に運用されている競合に対して、手動の管理で対抗していくことは、入札頻度やチェック頻度、夜間・休日対応などを考えると難しいだろう。大量のキーワードを出稿していたり、高頻度での入札を行う必要があるようなリスティング広告を運用されている方は、一度自動入札ツールについて検討することをお勧めする。

(執筆:株式会社アイレップ Web解析グループ 原田憲悟)

記事提供:アイレップ

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