![]() ![]() ![]() ![]() 洋上の微小国家シーランドが、海賊版コンテンツ天国に?この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20070116/12.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
米国の著作権法を回避するには、どんな方法があるだろう。1つの手段が、著作権フリーの国家を持つことだ。
コンテンツ配布方法の1つに、『BitTorrent』というメカニズムがあるが、海賊版コンテンツの流通に悪用する例も多い。BitTorrent では、コンテンツをダウンロードするために必要な Torrent ファイルをまず配布しなければならず、この Torrent ファイルをホスティングする Web サイトをトラッカーサイトと呼ぶ。海賊版コンテンツの Torrent ファイルを無数に扱っていることで有名なスウェーデンのトラッカーサイト『The Pirate Bay』は、国家を買い取るための試みに着手した。その国とは、あのシーランド公国 (Principality of Sealand) だ。 シーランドとはイギリス近海上にある建造物で、かつてはイギリスの沿岸防衛のための海上要塞だった。同施設の現統治者は1960年代当時、イギリスの領海外にあったその建造物を領土とする独立国家の建国を宣言し、独自の通貨、国旗、国歌、法律まで整えた。シーランドはあくまでも自称国家に過ぎないが、現在この国は売りに出されている。 米国やスウェーデンなど各国の関係当局は、海賊版天国の The Pirate Bay をインターネットから排除しようと、再三の努力を重ねてきた。しかし、これまでのところ、The Pirate Bay はあらゆる脅威をまんまとはね除けてきただけでなく、同サイトが受けた脅迫のすべてを公表さえしている。 自らの国家があれば、表面上 The Pirate Bay は、他国の政府当局から干渉を受けることなく、やりたいことを何でもできる。 The Pirate Bay が運営するシーランド買収情報サイト『Buy Sealand』では、「ここ (シーランド) は、あらゆる人々にとって最高の場所でなければならない。高速インターネット接続があり、著作権法はなく、The Pirate Bay の VIP アカウントが持てる」と謳っている。 シーランド買収には巨額の資金が必要だが、The Pirate Bay は十分な金額を調達するために寄付金を募っており、寄付を行なえば誰でもシーランドの市民権を与えるという。 なおシーランド自身も、以前からインターネットで活動していた。 具体的には、シーランドと契約を結んで発足した会社 HavenCo が、すでに営業を開始している。同社曰く、「当社のインターネット コロケーション サービス利用を求める人々に、比類なきセキュリティと独立性」を提供するという。
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