![]() ![]() ![]() ![]() 「○○ずるい!」〜ネトゲにおける格差社会この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20070126/26.html
著者:オンラインゲームビジネス研究チーム
国内internet.com発の記事
世の中では、「格差社会」などという言葉が流行っているようだが、こちら側のヴァーチャルな世界でも、時として「格差」が叫ばれることがある。
● ネトゲ世界の格差問題 RPG において、キャラクターを特徴づける手法の一つに「クラス(職業)」がある。 攻撃力は抜群だが防御が紙(非常に弱い)なのが魔法使い、騎士は防御力は圧倒的だが装備が重いのでスピードは遅いといったように、戦いのスタイルに違いを持たせることで、キャラクターに個性を与えることができる。 クラスは、キャラクター作成時に決めてしまい後で変更できないケースと、いわゆる転職システムがあってゲーム中に変更できるケースがある。また、ある程度のレベルまでは「無職」で過ごし、その間に情報を集め、自分に合った職業を選んで転職するといったケースも存在する。 キャラクターの特徴であるから長所もあれば短所があるのが普通であるし、逆になければ、誰もが何でもできる勇者様になってしまい、クラスは名ばかりのものとなってしまう。 クラスシステムはゲームバランスが絶妙であればいいのだが、そうでない場合、PvP での有利不利、シビアな戦闘での人気度合い(パーティーへの誘われやすさ)などでプレイヤー間に不平不満が出る。 経験値の稼ぎやすさや、お金(ゲーム内通貨)の稼ぎやすさなどで差が発生すると、ゲームの公式サイトの掲示板や2ちゃんねるなどで、「レベルあげで○○○(特定のクラス)ばかりがパーティーに誘われるのはずるい」、「魔法使いは全体魔法で雑魚を一瞬で殲滅するからずるい」といった不満が現れてくるのだ。 特に、有利に見えるような職業のキャラクターに、マナーの良くないプレーヤーなどが存在すると悲惨だ。有利に見えるような職業への怒りは、ますます増大する。 MMORPG ではキャラクター育成に長時間かかるのが一般的であるために、自キャラへの愛着度はオフゲーのそれよりも高くなる傾向がある。そのため、上記のようなことに敏感な人が多いようだ。 では、「ゲームバランスが絶妙」という状態は一般的なのであろうか? ● 反映されやすい要望書 当然ながら運営側はそうなるように努力しているだろうが、万人が面白いと感じるゲームが難しいように、絶妙なゲームバランスを実現することは難しいものだ。 MMORPG は運営とプレイヤーが作り上げていく世界であるから、運営はプレイヤーからの要望を吟味して、反映させていくのが普通である。 実際にそのゲームを愛し、プレーヤーとしてゲームの中で生きていなければわからないような事象は、数多く存在する。 ちなみに、プレイヤーの要望が反映されるゲームにおいて、反映されやすい要望書の書き方があるようだ。 ・要望を書くにあたって、説得力のある理由を明記すること。 ・だらだらと書かず、要点がまとまっていること。 この2点がポイントと言われている。ビジネスにおけるプレゼンテーションと同じなのだ。 なお、プレイヤーの中には、自キャラだけが有利になったり、有利な他人の足を引っ張ったりするエゴイズムな要望を出す人々もいる。 そのようなプレーヤーが「説得力のある」、「まとまった」要望をするのが上手だったりすると始末に終えない。たちまちゲームバランスは崩れ、多くの良識あるプレーヤーが被害を受け、最悪の場合は引退してしまうこともある。 このような要望があるせいかどうかはわからないが、プレイヤーの要望に耳を貸さないゲームもあるようだ。 巧言令色鮮し仁。 運営側には、熱心なプレーヤー(廃人とも言う)の成功を妬む意見と、ゲーム世界をより楽しくできるような意見をしっかりと見分けた上で、プレーヤーの声を採用して欲しいと願う。
japan.internet.comのウエブサイトの内容は全て、国際法、日本国内法の定める著作権法並びに商標法の規定によって保護されており、その知的財産権、著作権、商標の所有者はインターネットコム株式会社、インターネットコム株式会社の関連会社または第三者にあたる権利者となっています。
本サイトの全てのコンテンツ、テキスト、グラフィック、写真、表、グラフ、音声、動画などに関して、その一部または全部を、japan.internet.comの許諾なしに、変更、複製、再出版、アップロード、掲示、転送、配布、さらには、社内LAN、メーリングリストなどにおいて共有することはできません。 ただし、コンテンツの著作権又は所有権情報を変更あるいは削除せず、利用者自身の個人的かつ非商業的な利用目的に限ってのみ、本サイトのコンテンツをプリント、ダウンロードすることは認められています。 |