![]() ![]() ![]() ![]() Microsoft との相互運用性を目指す Novell の『Bandit』この記事のURLhttp://japan.internet.com/busnews/20070130/10.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
激しさを増すインターネットの認証システム確立競争においては、プロプライエタリとオープンソースの対立という構図がある。
しかし、両者はもはや互いに排他的な存在ではない。Novell (NASDAQ:NOVL) の『Bandit』プロジェクトとオープンソース開発団体 Eclipse Foundation の『Higgins』プロジェクトは、来週サンフランシスコで開かれる『RSA Conference 2007』で、自分たちの認証システムと Microsoft (NASDAQ:MSFT) の認証メタシステム『Windows CardSpace』の相互運用性について発表を行なう予定だ。 Windows CardSpace は、『Windows Vista』OS が搭載する新しい主要技術の1つで、個人の認証情報を安全に保管し転送する機能を持つ。 一方、オープンソースの Bandit は、Eclipse の Higgins など他のオープンソース プロジェクトも活用しながら同様の技術に取り組んでいる。 Banditプロジェクトが発足したのは2006年2月だが、公式に発表となったのは同年6月のことだ。Novell の著名エンジニア Dale Olds 氏によれば、プロジェクト発足以来、Bandit には数多くの改良を施したという。 2006年、Novell の一部プログラマが Bandit の改良に明け暮れる一方で、同社の幹部たちは Microsoft との間に、相互運用性と特許の相互提供に関する合意を結んだ。しかし Olds 氏によれば、両社の提携が Bandit に直接的な利益をもたらすことはないという。 「当社と Microsoft が提携を結ぶ以前から、いわゆる『Open Specification Promise』(OSP:Micsosoft の技術仕様を無償で開示するプログラム) の件で Microsoft とは一緒に作業していた。Bandit や Higgins の一部として実装するものは、それが何であれ、オープンソースとして実装する前に知的所有権の問題を完全にクリアしておかなければならないからだ」と Olds 氏は話す。 その上で Olds 氏は、Novell が相互運用性の問題についてより多くのテストを実行でき、より優れた技術サポートが得られるという意味では、昨年の提携が間接的に利益をもたらす可能性を認めた。 だが、たとえ間接的な利益が見込めるとしても、あるいは Microsoft の OSP を利用できるとしても、Bandit が CardSpace との相互運用性を完全に実現するまでには、まだ多くの作業をこなさなければならない。 |