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Webビジネス2007年2月6日 10:00

Google Analytics での SEM 最適化入門

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2005年11月にリリース後、1年以上が経った Google Analytics。無料で且つ実装が容易であることから、非常に速いスピードで普及が進んでおり、今や多くのサイトで Google Analytics が導入されていることが確認できる。

しかし、Google Analytics を導入したサイト運営者は、導入と同時に悩みを抱えてしまっているケースが多い。具体的には見たいデータを抽出するためのレポートが見つからない、出力したレポートが何を意味しているかが分からない、などだ。Google Analytics はご存知の通り、Urchin をベースとした Web 解析ツールであり、従来の無料ツールと比べ、ある程度ハイレベルなレポーティングが可能となっている。

実装しただけで宝の持ち腐れとならないように、以下にいくつか有用なレポート項目と、レポートの読み方についてご紹介しよう。(「コンバージョン目標と目標達成プロセス」や広告効果測定の設定はできているものとする)

(1)マーケティングの最適化 > 検索エンジンマーケティング > AdWords の分析
Google Analytics の1つの特長として、AdWords 広告と統合されているという点がある。このレポートでは AdWords 広告でのパフォーマンスが見ることができ、クリック率やコンバージョン率を見ることができる。

(2)マーケティングの最適化 > 検索エンジンマーケティング > キーワード全体のコンバージョン
このレポートでは AdWords 広告以外のリスティング広告や、自然検索のキーワードも含めて訪問数とコンバージョン率などを見ることができる。各キーワードの左にある「分析オプション」のボタンをクリックし、「セグメント間のパフォーマンス」を選択すると、そのキーワード経由での訪問者が新規訪問なのか再来訪なのか、どのブラウザでアクセスしているかなどをドリルダウンして見ることができる。

(3)マーケティングの最適化 > 検索エンジンマーケティング > キーワードアドバイス
このレポートでは、自然検索経由のキーワードで効果的だと思われるキーワードがレポートされる。ここで抽出されたキーワードは、随時リスティング広告の出稿キーワードに追加していくと、ユーザにとって効果的なキーワードが追加されていくため、リスティング広告の効果が最適化される可能性が高い。

(4)コンテンツの最適化 > 目標と到達プロセス > 目標到達プロセスのナビゲーション
「目標達成プロセス」がしっかりと設定されていた場合、このレポートは非常に効果的である。例えばショッピングカートに商品を入れてから購入完了に至るまでの各ステップを目標達成プロセスとした場合、各ステップでの訪問数(離脱率)がレポートされる。どのステップに問題があるかを発見したら、実際にそのステップのページを確認し、ナビゲーションに問題が無いかを探る。離脱率の高いプロセスの問題点を解決すればコンバージョン率も向上するだろう。

以上が、Google Analytics の機能の一部ではあるが、SEM を運用するにあたり必ず見るであろう、必要性の高いレポートになる。更に深堀した分析がしたい、更に多くのデータを見たい、となると、Google Analytics の別のレポートや機能、タグのカスタマイズが必要となり、難しいツールである印象を持たれている方もいるかもしれない。

しかし、レポートを一つ一つ読み解いていき、慣れていくと、さほど難しいツールではないことがわかる。Google Analytics を導入したものの何をして良いか分からないという時には、まずはレポートを出力してみて、そのレポートが何を意味しているか推察するであるとか、実際に仮説を立てて施策を実施してみると、内容を理解しやすい。「習うより慣れろ」ではないが、使ってみて、慣れていくことをお勧めする。

(執筆:株式会社アイレップ Web 解析グループ 原田憲悟)

記事提供:アイレップ

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