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『Open Office XML』形式の ISO 標準化に障害あり?Microsoft (NASDAQ:MSFT) が国際標準として提案したビジネス文書形式『Open Office XML』(OOXML) だが、国際標準化機構 (ISO) による標準承認には、しばらく時間がかかる可能性が出てきた。
OOXML は、Microsoft が最新生産性スイート『2007 Microsoft Office system』(Office 2007) で採用した標準文書形式で、同スイートの核心ともいえる。米国をはじめ、多くの国の政府が調達要件として、相互運用性のある標準的な文書形式を求めていることから、Microsoft としては OOXML の国際標準化を果たさねばならない。 だが、国際標準の承認を求めて ISO に提出された OOXML の仕様に対し、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、日本、オランダ、スウェーデン、イギリスなど19か国の標準化団体が反対を表明したため、承認は頓挫もしくは保留になる可能性がある。 ISO 広報担当 Roger Frost 氏は取材に対し、反対意見の受付期間は6日までだったと述べた。ISO の Webサイト上の情報によると、投票メンバーの3分の2から賛成票を得ることができなければ、内容を再検討するため、提案した団体に送り返すという。 Frost 氏は、OOXML が規定を満たす賛成票を獲得したか否かについては語らなかった。 ヨーロッパの国際標準化機関 Ecma International は、昨年12月に OOXML を標準として承認し、その後、標準案として ISO に提案した。この手順には、素早く ISO 標準化を果たす狙いがあった。 競合する文書形式で、すでに ISO 国際標準となっている『Open Document Format』(ODF) の支持者たちから強い抵抗があるものの、ISO 内での Ecma の地位を考慮すると、OOXML が承認を受けるのは、既定の結論と思われていた。 ODF の標準化に寄与した団体 Open Document Foundation の商務担当ディレクタ Sam Hiser 氏によると、OOXML はプロプライエタリなコードを含んでいるため、真にオープンなものではないという。 Hiser 氏は取材に対し、仮に OOXML が ISO 承認を得ることに失敗した場合、最終的に「Microsoft は、政府筋に販売したいのなら、誠実に ODF を取り入れなければならなくなる」と語った。 一方、Microsoft の知的財産および相互運用性担当ディレクタ Jason Matusow 氏は、今回反対意見が出たことについて、必ずしも OOXML の否認を意味する訳ではないと述べた。 関連記事 最新トップニュース
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